「iOS 7.1」は多数の機能追加や新機能、セキュリティを含めたさまざまな問題の修正などが含まれており、アップグレードする価値があるのは確かです。
iOS7.1は、iOSデバイスのすべてを高速化します、ただし、バッテリー消費も同様に早めてしまうとしたら、どうでしょうか。
iOS7.1におけるバッテリー寿命はひどいというユーザーの報告や検証記事などを9to5Macはまとめています。
Jeremy Horwitz氏は、長期にわたりiOS7.1のテストを行ってきた結果として、次のようにツイートしています。
Bad news: after five months of testing, iOS 7.1 has an iPhone battery-killing bug. Good news: iOS 8 is only 6 short months away. Maybe 7.
— Jeremy Horwitz (@horwitz) March 14, 2014
「悪いニュースとしては5ヶ月間テストしたがiOS 7.1にはiPhoneのバッテリーを減少させるバグがあることだ。良いニュースとしては「iOS 8」はおそらくわずか6カ月後ということだ」ということで、あれこれしている間に6月になってAppleがWWDCで新しいiOSを発表するだろうし、そこから3か月もすれば新モデルが新iOSと共にリリースされるのです(そして、iOS8でも同じような問題が生じて、以下、スパイラル…)。iOS7.1にアップデート後バッテリー消費問題の生じたユーザーの一部は、iTUnes経由でiOS7.1をクリーンインストールすることで問題が解決したと報告しています。Appleサポートフォーラムでは、多くはOTAでiOS7.1にアップデートした場合にバッテリー消費について問題を報告しているようです。
iOSをクリーンインストール(工場出荷状態に復元)することは、同時に他の問題も解決する場合があります。
iPad AirでSafariがクラッシュする不具合はiOS7.1のクリーンインストールが効果あり
iOS7.1とiOS7.0.6において、実際にどの程度バッテリー駆動時間に違いがあるのか、Ars Technicaはバッテリー寿命のテストを行っています。
iO7.1 Battery Life Wi-Fi Browsing test:Ars Technica
上記のテスト結果によれば、iPhone5s、4s、iPad mini第1世代、iPad4はiOS7.1にアップデート後バッテリー駆動時間が短くなっています。一方、iPhone5、iPod touch第5世代、iPad mini Retinaディスプレイは反対にバッテリー駆動時間が延びたか、アップデート前と変わりありません。
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