Google「Nexus 9」の側面ボタン、液晶ディスプレイ、背面パネルについての不具合がユーザーより報告されています。
結果的には、HTCより送付された代替品でそれらの不具合は一部を除き解消しており、HTCはこの問題に気づき、改善した製品を出荷していると考えられています。
サイドボタン、バックパネルに問題
あるユーザーは、最初にNexus9を手にしたとき、ボリュームボタンと電源ボタンの不具合に気づきました。
ボタンは非常に押しにくく(どうやら押下するには浅いようです)、正確な角度で押そうとしないと満足に押下できないようでした。
また、Phone Arenは、Nexus9のバックパネルが凹むようだととも伝えていました。中身がないようにと表現されているので、おそらくはペコペコした状態のようです。
交換後、問題は改善するも新たな症状も
ボタンについてHTCに問題を主張したユーザーは、新しいNexus9を送付してもらいました。その新旧製品を重ねて撮影したのが上の写真です。
写真で下に置かれているのが交換品。新旧製品において電源ボタンとボリュームボタンに見た目からも違いがあることを確認できます(日本では不具合品を先にメーカーに送るのが通常かと思いますが、新旧製品を一緒に撮影したことから、米国では代替品を先に送ってくれるのでしょうか)。
新たに届いた製品ではボタンの不具合もなく、バックパネルにも十分な強度があり何の不安はなかったそうです。
一方、交換後の製品では液晶画面にlight bleed(光漏れ)があったようです。Nexus7やNexus10でもバックライトの光漏れが報告されていましたが、それらに近い症状かもしれません。
一般に高解像度液晶を搭載する製品では暗い所でバックライトの光が漏れる症状がみられます。過去、iPad、iPhoneなどでも報告されていました。
おそらく、こうしたユーザーのフィードバックが反映され、今後出荷される製品では改善されることが期待されます。
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日本国内では11月29日より家電量販店等の店頭でNexus9の販売が開始されました。
上記の問題は11月28日あるいは29日(現地時間)に報じられています。
日本への出荷分がこれら問題を修正しているのかどうかは不明です。ある時期の出荷分だけに見られる不具合なのかもしれませんが、購入された方で、上記を含む不具合を発見したのであれば、メーカーに報告してみることをおすすめします。
Source:Android Police, Phone Aren, GSMArena
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