ドコモの旧料金プラン「タイプXi にねん&Xiパケ・ホーダイ」から新プラン「カケホーダイ&パケあえる」に契約変更する場合についてドコモに確認したことをまとめておきます。
以下、契約期間と月々サポートの継続について、新旧プラン変更のメリットとデメリットなどを確認し、新プランに変更する場合を検討しました。
契約期間はリセットされるのか
「タイプXi にねん」+「Xiパケ・ホーダイ」や「Xiパケ・ホーダイ for iPhone」など旧プランから、「カケホーダイプラン」+「パケットパック」や「シェアパック」など新プランに契約変更する場合、契約期間はリセットされません。
一方、新プランであっても「データプラン」+「パケットパック」では契約期間はリセットされます。
つまり、旧プランから新プランへ変更の際、音声から音声の契約であれば契約期間は継続されますが、音声からデータ、反対に、データから音声など契約種別が異なる場合は契約期間は継続されずリセットされます。
月々サポートはリセットされるのか
「パケットパック」を引き続き契約することでこちらも継続できます。
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/faq/
契約期間がリセットされるデメリット
2年契約の途中で、別の2年契約に変更した場合、契約期間はリセットされ、再び2年間がカウントされます。
リセットの最大の難点は、月々サポート(合計24回)です。
契約を変更してもそのまま同じ端末を使う場合、月々サポートは、新たな契約期間よりも前に終了してしまいます。月々サポートが終了すると、それまで割引きされていた分がなくなるため、毎月の料金が高くなります。
したがって、月々サポートを上手に使い2年契約を満了させるには、契約期間がリセットされては大変困ることになります。
継続利用期間・端末利用期間・契約期間について
My docomoで契約内容を確認すると、3つの期間が記載されています。
- 継続利用期間 ドコモを新規契約後の期間の通算
- 端末利用期間 現在利用している端末の使っている期間
- 契約期間 2年契約時などの契約期間
たとえばドコモで新規契約(MNPを伴う場合も)した場合、契約変更で契約期間がリセットされると、上記、継続利用期間と端末利用期間はその後も加算されますが、契約期間は始めからカウントされます。
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新プランではiPhoneでもAndroidでも同じSIMで利用できる
旧プランでは「Xiパケ・ホーダイ」と「Xiパケ・ホーダイ for iPhone」というように、AndroidとiPhoneとで明確に契約が異なっていました。
実際、iPhone契約SIMではAndroidで通信できませんでした。
これが、新プランでは同一になり、実際に双方同じSIMで利用できるようになります。ドコモのサポートに電話して確かめることができました。
ただし、ドコモで扱うiPhone 6/6 Plus、iPhone 5s/5cはすべてnanoSIMカード。一方、Androidスマートフォンの多くはmicroSIMカードです。したがってSIMカードサイズが異なる場合はSIM変換アダプターなどを使うわけですが、当然、ドコモではサポート対象外です。
料金は高くなる?
まったく電話を掛けない場合、新プランは旧プランよりも割高です。
月額料金の一例(税別)
- 旧プラン(iPhone 7GBまで)
- タイプXi にねん 743円
- spモード 300円
- Xiパケ・ホーダイ for iPhone 5,200円
- 合計6,243円
- 旧プラン(Android 7GBまで)
- タイプXi にねん 743円
- spモード 300円
- Xiパケ・ホーダイ フラット 5,700円
- 合計6,743円
- 旧プラン(Android 3GBまで)
- タイプXi にねん 743円
- spモード 300円
- Xiパケ・ホーダイ ライト 4,700円
- 合計5,743円
- 新プラン(iPhone or Android 2GBまで)
- カケホーダイプラン 2,700円
- spモード 300円
- パケットパック データSパック 3,500円
- 合計6,500円
- 新プラン(iPhone or Android 5GBまで)
- カケホーダイプラン 2,700円
- spモード 300円
- パケットパック データMパック 5,000円
- 合計8,000円
新旧プランの料金差額
電話を全く掛けない場合、
Androidで757~2,257円、iPhoneで257~1,757円、新プランが高くなってしまいます。
もちろん電話を少しでも利用するなら新プランがお得です。
それでも新プランに移行する理由
上記の通り、iPhoneであれば新旧プランの差額は最小で257円であり、データ通信量は下がりますが、iPhoneとAndroidで同一契約でSIMを使い回せるというメリットは魅力的(少なくとも私にとっては)なので、変更するつもりです。
一方、Androidの場合、最大で2千円を超えるため、格安SIM(音声通話SIMでも2千円以下から)を別途契約した方が安上がりかもしれません。
Source:NTTドコモ