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バッファロー iPad Air専用らくらくハードケースが新発売 透明度が高く柔軟性のある新素材採用の保護ケース 採用素材MMA+BAとは?

バッファロー「iPad Air専用らくらくハードケース」(BSIPD13H)は、しなやかで割れにくく透明度の高い新素材「MMA+BA」(後述)を採用したiPad Air(iPad5)向け保護ケース。
クリア(BSIPD13HCR)、ホワイト(BSIPD13HWH)、ブラック(BSIPD13HBK)、ピンク(BSIPD13HPK)の4カラーがラインナップ。液晶保護フォルム付き。2013年10月発売。実売価格は2,500円前後。
Buffalo iPad Air専用らくらくハードケース
Buffalo iPad Air専用らくらくハードケース(クリア):製品情報
一般に、デバイスの保護ケースとして用いられるのは、シリコン、ポリカーボネート、TPU(熱可塑性ポリウレタン)など。それぞれに長所と短所があります。たとえば、シリコンは柔らかく滑りにくいものの静電気でホコリなどが付着しやすい、ポリカーボネートは硬質で軽量だが他と比べ割れやすい、TPUはゴムのようにしなやかで衝撃吸収性があるが熱に弱い、などです。
ケース本体に用いられている「MMA+BA」自体について、バッファローの製品情報には詳しく書かれていませんが、調べてみると、クラレのkuraray(クラリティ)という素材が見つかりました。

<クラリティ>はメタクリル酸メチル(MMA)とアクリル酸ブチル(BA)のブロック共重合体です。MMAが持つ「透明性」「耐候性」とBAが持つ「柔軟性」「接着性」など双方の特長を有する熱可塑性エラストマーで、当社が独自技術によって世界で初めて工業化に成功したオンリーワン素材です。

MMAとBAの複合素材であり、透明性、柔軟性などバッファローの製品情報で挙げられている素材の特徴や、透明柔軟でデザイン性に優れ、フィルム、各種成形材料などといったクラリティの用途説明から、確証はありませんが、同じ素材かそれに準じるような性質を持つ素材と思われます。

(ホワイト)
「iPad Air専用らくらくハードケース」の特徴は、まさに「MMA+BA」という素材の特徴の通りで、曲げたり落としたりしても割れないしなやかさ、高い透明度など、デバイスの保護ケースとして最適な長所を備えています。バッファローの検証によれば、100回の屈曲検査に合格したといいます。

(クリア、ブラック、ピンク)
保護ケースを装着したまで、Lightningコネクタやカメラの利用が可能です。また、製品情報にはありませんが、写真を見る限り、側面のカッティングから、スマートカバーにも対応するのではないかと思われます。スマートカバー対応をうたう保護ケースには、側面のほぼ全体から背面の一部にかけてケースに開口部があります。これはスマートカバーを背面に回しスタンドして使う際など、広い可動部分を設ける必要があるためです。
ケース本体の重量は約53g。ケースサイズは172×242.6×9.3mm。液晶保護フィルムが1枚付属します。
バッファロー iPad Air専用 らくらくハードケース