iPad Airと、iPad第4世代、iPad第3世代、iPad mini、iPad2の「Geekbench 3」のベンチマークスコアをPrimate Labs（via Mac Rumors）がまとめています。
「iPhone 5s」のときもそうでしたが、同じA7チップを搭載するiPad Airの尋常じゃない性能向上を見ることができます。
iPadシリーズラインナップ
ベンチマークは、シングルコアおよびマルチコアの2つのグラフで示されています。対象のiPadシリーズは、いずれもiO7がインストールされています。
Geekbench3 ベンチマーク：シングルコア
iPad Airのスコアは1465、iPad4は771、iPad3は263、iPad miniは261、iPad2は261です。iPad AirはiPad4の実に2倍近い計測結果を出しています。iPad4も、iPad3、iPad2、iPad miniと比べれば3倍近いスコアであり、十分に高速ですが、iPad Airはそれを楽々と飛び越えてしまいました。
iPad Air and iPad Series Geekbench3 Single-Core：Primate Labs
Geekbench3 ベンチマーク：マルチコア
iPad Airのスコアは2643、iPad4は1408、iPad3は497、iPad miniは496、iPad2は494です。傾向としては、マルチコアもシングルコアと同じようです。
iPad Air and iPad Series Geekbench3 Multi-Core：Primate Labs
iPad AirのA7プロセッサは1.4GHzで動作しています。これはiPhoneの1.3GHzよりも0.1GHz高いクロックスピードです。iPad AirのプロセッサがiPhone5sよりも高速なのは、より大きなバッテリー（より大きな電力供給）か、より大きなシャシー（より良い冷却）か、あるいはその両方によるものなのかどうかはわからないとされています。同様の推測はAnandTechも行っています。詳しくは、下記記事をご覧ください。
iPad Airは、iPad第4世代よりも2倍近く高速であり、iPad2と比べると5倍以上も高速です。しかし、iPad AirとiPad2の価格差はわずか100ドルです。日本ではiPad Air 16GBが51,800円、iPad2 16GBが39,800円なのでその差は12000円。もはや、iPad2をわざわざ選ぶ理由はなさそうです。
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iPad Airの情報については[iPad Air]に、iPad mini Retinaディスプレイについては[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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