Sprint版iPhone5s「A1453」は技適マーク有り Virgin Mobileも同型を10月1日より契約無しのプリペイドプランで販売開始

Virgin Mobile USAは、10月1日より「iPhone 5s」「iPhone 5c」の販売を開始します。
Virgin MobileはSprintの回線を利用してサービスを展開しており、端末はNo Contract（契約なし）のプリペイドプランが用意されます。Virgin Mobileの販売するiPhone5sは、その回線同様、Sprintと同じ「A1453」と思われ、モデル自体は日本版と同じでもあります。

Virgin Mobileはまだ販売価格を明らかにしておりません。現在、iPhone5は549.99ドルで販売されています。Virgin MobileはiPhone5を今年6月より取扱い始めましたが、iPhone5の発売（2012年9月）から9ヶ月も経過していました（Mac Rumors）。
Virgin Mobileの販売するiPhone5sはおそらくモデル「A1453」と考えられます。
アメリカよりさんによれば、Sprint版「A1453」には技適マークがありました。「A1453」は日本ではドコモ、ソフトバンク、au、米国ではSprintの販売するモデルです。米国AT&T、T-Mobile、Verizonの販売する「A1533」、欧州で販売される「A1457」、香港やオーストラリアで販売される「A1530」などには技適マークは表示されませんでした。
それでは、SprintやVirgin Mobileから端末を入手できれば、日本でも使えるのではないか、といえば、半分はその通りのようです。技適マークがあるので、米国から日本に来た観光客やビジネスマンは、日本でこの端末を問題なく利用できると思います。しかし、SprintとVirgin MobileはどちらもSIMフリーのiPhoneを販売していません。Virgin Mobile USAはiPhone5やiPhone4sでSIMロック解除リクエストに応じていないようです。また、Sprintは端末だけ（Device Only）の販売は行っているものの、SIMロックであり、Sprintへの90日以上の契約によって、米国外向けにSIMロックが解除されるようです。したがって、米国在住であれば、Sprintとの3ヶ月の契約を経てSIMロックを解除してもらい、日本でも使うこと可能です。
SIMロックフリーのiPhone5sについては、これまでに判明している情報を下記にまとめてあります。
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