こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

スポンサーリンク

Apple iTVはiPadのような「mini iTV」や「iRing」によるモーションコントロールを搭載:アナリスト

Appleのテレビ、いわゆるiTVは、これまでのテレビ体験に革命をもたらすような大きなイノベーションをもたらす、というTopeka Capital Marketsのアナリスト Brian White氏のレポートをBGRMac Rumorsが伝えています。
Apple TV
White氏は中国と台湾でサプライチェーンの関係筋に直接会い、iTVの革新的な機能に関する情報を得ています。AppleはiTVを今年後半にローンチするといいます。
そのiTVの革新的なエコシステムをまとめると、

  • まず、第1に、iTVのサイズは60インチであり、50〜60インチのバリエーションがある。
  • 第2に、「iRing」と呼ばれる小型デバイスが発表される。「iRing」はナビゲーション・ポインターとして機能し、モーションコントロールで操作する(その名の通り、ユーザーの指にはめるような指輪のようなデザインか)。
  • 第3に、iTVには「mini iTV」が付属する。9.7インチのディスプレイを持つ「mini iTV」はホームセキュリティ、電話、テレビ会議などで利用できる。ワイヤレスでiTVの内容をシームレスに確認し操作することができる。ここではSiriとFaceTimeが重要となる。
  • 「mini iTV」はiTVから最大200mまで離れて利用できる。キッチン、ガレージ、ベッドルームなど室内でも室外でも家中の場所からiTVの映像をキャプチャできる。「mini iTV」はiTVに1つ付属する。最大4台まで増設できる。
  • 「mini iTV」はiPadと類似したサイズであるが、基本的な性能や特徴を持ち、iPadの代わりになるほどではない。
  • さらに、iWatchはiTVのエコシステムにおいて重要な位置を占める。iWatchを使うことでiTVをよりモバイルフレンドリーに活用でき、「iRing」を補うことにもなる。
  • 最後に、iTVの価格は1500ドル〜2000ドル程度になる。価格はiTVのスクリーンサイズと「mini iTV」の付属台数によって異なる。また、iTVの市場拡大のために、特定のプロバイダから補助金(奨励金)が支払われる仕組みを導入する。

「iRing」や「mini iTV」という名称や機能は今回初めて登場しました。Appleテレビを「iRing」や「mini iTV」といった従来のリモコンに代わるデバイスで操作し、iTVの持つさまざまな機能を大きく拡張することができると思われます。「mini iTV」はたとえばWii Uのゲームパッドを更に進化させたようでもあり、「iRing」はゲームコントローラを小型化しモーションコントロール機能を備えたようにも見えます。機能的にはMicrosoftのKinectのようなのかもしれません。
関連記事