内部仕様を変更したApple TVが先日密かに発売されました。外観はこれまで発売されていた製品とほとんど見分けがつかず、機能的にも違いはありません。その新しいApple TVを分解し、使われているA5チップが小型化されていることをMac Rumorsが最初に報告していました（関連記事）。
その小型化されたA5チップについて、チップに関する専門的知識を持つChipworksがさらに調べたところ、このA5チップは、これまで同様Samsung製であり、やはり同様に32nmプロセスで製造されていたとしています。
新Apple TVのロジックボード
小型化されたA5の大きさは6.1mm×6.2mm、面積は37.8m2です。これまで搭載されていたA5は8.19mm×8.68mm、69m2でした。
旧A5チップと新A5チップのダイサイズの比較
結果的に、新しいA5チップは微細化されていませんでした。しかし、実際のサイズは小さくなりそれは単なるシュリンク以上の何かが行われているとしています。
追記：新しいA5はシングルコアであることがわかりました。詳細は新しい記事へ。
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