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Seagate Laptop SSHD ST1000LM014、ST500LM000が新発売:8GB SSD+1TB/500GB HDD内蔵ハイブリッドドライブ

Seagate Laptop SSHD/Laptop Thin SSHDシリーズは、MLC NANDフラッシュ+ハードディスク搭載の2.5型ソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ(SSHD)の第3世代。
厚さ9.5mmのLaptop SSHDと厚さ7mmのLaptop Thin SSHDの2シリーズが用意され、1TB「ST1000LM014」(9.5mm厚)、750GB「STBD750100」(9.5mm厚)、500GB「ST500LM000」(7mm厚)の3タイプがラインナップ。2013年3月出荷開始。1TBモデルと500GBモデルが3月下旬発売。価格はそれぞれ12,000円前後、8,000円前後。
Laptop SSHD/Laptop Thin SSHDシリーズ
Laptop SSHD/Laptop Thin SSHDシリーズ:Seagate 製品情報Seagate ニュースリリース
Laptop SSHD/Laptop Thin SSHDシリーズは、SSDのスピードとHDDの容量との2つの長所を1つにまとめたノートPCや省スペースデスクトップPC、オールインワンPC向けの内蔵ドライブです。5400回転の内蔵HDDと比較して最高5倍の速度を実現しています。たとえばWindowsの起動はわずか10秒未満です。
後述のMomentus XT「ST750LX003」(750GB)と比べて価格も安く、最大HDD容量もアップしています。
Laptop SSHD/Laptop Thin SSHDシリーズのインターフェースはSATA6Gbps、SSDとしてMLC NAND型フラッシュ8GB、キャッシュ64MB、5400回転のHDDを内蔵しています。平均データスループットは100MB/s、PC Mark Vantage平均HDDスコア19,838、Windows8起動時間平均10秒未満、読み取り時の平均シークタイム12ms未満、書き込み時の平均シークタイム14ms未満というスペックです。
Laptop SSHD/Laptop Thin SSHDシリーズ
1TB「ST1000LM014」(9.5mm厚)は、上述の8GB SSDに1TB HDDを搭載しています。ディスク構成は2枚、500GBプラッタ、消費電力はシーク時2.7W、アイドル時0.9W。
500GB「ST500LM000」(7mm厚)は、8GB SSD+500GB HDDという構成。ディスク構成は1枚、500GBプラッタ、消費電力はシーク時2.5W、アイドル時0.9W。
同じくSSD+HDDとして、SSHDの第2世代となるSeagate Momentus XTシリーズが発売されています(関連記事)。最大容量である750GB「ST750LX003」(9.5mm厚)とLaptop SSHD/Laptop Thin SSHDとを比較してみると、その違いはNANDフラッシュメモリ(SLC/MLC)、HDD回転数およびキャッシュ容量です。SLCとMLCとでは、一般にSLCの方が高速で高耐久性ですが高価になります。したがって、Laptop SSHD/Laptop Thin SSHDは、SSD部分のコストを下げHDDを大容量化させ、価格と容量とのバランスを両立したモデルといえます。

  • Momentus XT ST750LX003:SLC 8GB、750GB HDD、32MBキャッシュ、7200回転
  • Laptop SSHD ST1000LM014:MLC 8GB、1TB、64MBキャッシュ、5400回転
  • Laptop SSHD ST500LM000:MLC 8GB、500GB、64MBキャッシュ、5400回転

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