AppleとSamsungはそれぞれの新モデルにワイヤレス充電機能を搭載するかもしれません。
DigiTimesは、業界筋の話として、AppleもSamsungも2013年のフラッグシップモデルににワイヤレス充電システムを導入するという情報を伝えています。
iPhoneなどiOSデバイスはLightningケーブルを使い有線接続で充電をおこなっています。
Samsungは、GALAXY S IVにWireless Power Consortium（WPC）の無接点充電規格であるQi（チー）を採用するとしています。しかしながら、ワイヤレス充電機能は本体には内蔵されず、ワイヤレス充電機能を搭載した別売りの背面カバーが提供されると情報筋は指摘しています。GALAXY SIVにQiが採用されるという噂は今回が初めてではなく、ワイヤレス充電用ドックと背面カバーを別々のオプションとして発売すると伝えられていました（関連記事）。
Appleは独自に開発したワイヤレス充電技術を用いるだろうといいます。しかし、次期iPhoneにワイヤレス充電機能が内蔵されるのか、オプションのアクセサリとして用意されるのかはまだわかっていないと情報筋は話しているとしています。Appleにとってもワイヤレス充電を搭載するという噂は以前にも出ていました。Mac Rumorsによれば、Phil Schiller氏は2012年後半にワイヤレス充電について重要視していないことを明らかにしていました。
SamsungがWPCのQiを採用することでQiはスマートフォンのワイヤレス充電の主流となるかもしれません。それは、Alliance for Wireless Power（A4WP）やPower Matters Alliance（PMA）といった他の業界団体が推進する規格を上回ることになると予測されています。WPCのパートナー企業は、Samsungのほかにも、Nokia、HTC、LG、Motorola、Sonyも含まれています。日本ではパナソニックがQi対応のモバイルバッテリーを販売しています（関連記事）。
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