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新型MacBook Pro Retina 15インチ(Early 2013)、冷却ファンが爆音で暴走する問題浮上、SSDが原因か

Appleは先月、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルのプロセッサなどをアップデートした新モデル(Early 2013)を発売しました(関連記事)。
そのうち15インチモデル(新モデルの型番はME664J/AとME665J/A)について、冷却ファンが突然大きな音で高速回転する現象が複数報告されているとAppleInsiderMac Rumorsが伝えています。
MacBook Pro Retinaディスプレイモデル
MacBook Pro Retinaディスプレイモデル
ファンが突然最高速で暴走する現象は、最初にGeek.comなどで報告されていました。この現象をよく示している1つの報告をみると、ファンが突然活発に動作するのはブラウザで若干のタブを開いた程度でも起こります。MacBook Pro本体は十分冷却しておりファンが回転し排熱する必要はない状態でした。冷却ファンは予期せずいきなり轟音で動作し始め、それが2〜3分ほど続きます。その後、回転数は徐々に下がりアイドル状態に戻ります。
原因の1つとしていわれているのは、SSDです。Appleは新モデルでSSDをSamsung製からSandisk製へと移行しました(AnandTech)。このSandisk SSDが冷却ファンを突然回転させる要因となっているのではないかと考えられています。ユーザーの1人はYouTubeでその状態を動画で紹介しています。

しかし、問題はハードウェアではなくソフトウェアにあるだろうと考えられています。SSDを含む内部の状態を正しく把握できていないのがファンの誤動作につながっていると思われます。現在のところ、この問題に対するAppleサポートスタッフの個別の対応は一貫していないようです。Appleはこの問題についてどの程度把握し、改善策に取り組んでいるかはまだわかっていません。
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MacBook Pro Retinaディスプレイモデル 15インチ Early 2013 ME664J/A
MacBook Pro Retinaディスプレイモデル 15インチ Early 2013 ME665J/A