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Apple「iWatch」年内に発売か、Appleテレビよりも高い利益率

Appleが開発中とされるiWatchは2013年内にもリリースされるという情報をBloomberg日本語記事、via 9to5Mac)が伝えています。iWatchの生む利益は、同様にAppleが開発しているというテレビ製品を上回るともいいます。
Citigroupのアナリスト Oliver Chen氏によれば世界の時計産業の2013年の売上高は約600億ドルとされ、Bloomberg Industriesのアナリスト Anand Srinivasanによればその60%の粗利益率はテレビの4倍だといいます。Appleはこの時計市場に参入する公算が高いと考えられており、それによりiPhoneやiPodなどの成長鈍化を補完できることが期待されています。この市場で、AppleがiPodでしたように、顧客が必要かどうかさえ知らなかったまったく新しい製品を生み出せるのであれば、Appleにとって60億ドルの機会を得ることになるとChen氏は話しています。
Bloombergは、Appleの計画をよく知る複数の関係筋の話として、約100人のプロダクトデザイナーが腕時計型デバイスの開発に取り組んでいると先月報じていました。匿名の関係筋の1人は、電話、地図、歩数計、心拍数などの健康関連のデータをモニターする機能を搭載するとしています。そして、Appleはこのデバイスを年内にも導入するといいます。Appleは「Wrist」(リスト)という言葉を含む少なくとも79の特許を出願しています。そのうちの1つに、運動エネルギー(キネティックエネルギー/振動発電)を動力にしたフレキシブルスクリーンがあります。
iPodの登場前、個人的にはポータブル音楽プレーヤーは少々時代遅れのようにも感じていましたが、Appleは既存のイメージを覆すような製品を生み出しました。腕時計という製品にも、iPod以前のポータブルプレーヤーと同じような印象があるかもしれません。そうした分野でAppleが誰も想像したことのないような製品を投入できるとすれば、確かに、iWatchはiPodの再来かそれ以上のインパクトになると思われます。
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