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Apple、iPad mini3用または大画面iPhone用400ppiパネルをジャパンディスプレイなどに発注か:iPad mini2は大量生産段階へ

AppleがiPad mini第3世代(iPad mini3)向けとされる高精細ディスプレイの発注を行ったとETNews(via iDownloadBlog)が伝えています。しかし、iDownloadBlogが指摘するように、iPad mini3向けではなく大画面ディスプレイを搭載したiPhone(iPhone6/iPhone Math/iPhone Plus)向けとも考えられます。
それによれば、Appleは下半期にRetinaディスプレイ搭載の新型iPad miniを発売します。AppleはiPadシリーズの主力モデルを9.7インチから7.9インチにシフトし、タブレット市場全体にも影響を及ぼすことになるとみられています。
iPad mini
写真はiPad mini
Appleは、最近、LG Didplay、ジャパンディスプレイに2048×1536ピクセルクラスの7.9インチLCD開発を発注したといいます。そのディスプレイは1インチ当たりの画素密度が400ppiを超えるとされています。400ppi以上のディスプレイがスマートパッドに採用されるのは初めてであるといいます。スマートフォンにこの画素密度に匹敵するディスプレイが採用されてまだ1年にならず、フルHDを超えるディスプレイがスマートパッドに採用さればディスプレイ市場にとって好材料となると業界専門家は分析しています。
Appleのパートナーは、フルHDクラスの画素数を実現するために低温ポリシリコン(Low-temperature Poly Silicon/LTPS)工程に投資を行うとされています。ただちにこれを実現するにはアモルファスシリコン(a-Si)ではなくLTPSを用いる必要があるといいます。LTPS工程にはa-Siの2倍のコストがかかります。Appleはコスト負担を最小限に抑えるために「ポートレート」という新技術を採用するといいます。この製品はiPad mini第3世代である可能性が高いとしています。
AppleはiPad mini第2世代をすでに開発し、あとは大量生産を待つだけといいます。iPad mini2は326ppiのディスプレイを採用し400ドル台でリリースされるとしています。業界関係者は、ディスプレイなどコンポーネントのバリエーションを用意することでAppleもSamsungのようにさまざまな価格帯でスマートフォンやスマートパッドを作ることができると話しています。
iPad mini3向けとされていますが、可能性として、iPhone6(iPhone MathやiPhone Plusとも)かもしれないとiDownloadBlogは指摘しています。
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