AppleがブラジルにおいてiPhoneの呼称で製品を販売することができなくなったとJornal O Globo（via Neowin）が伝えています。
IGB Electronica SA IPHONE
それによれば、Appleは法廷での争いに敗れ、ブラジルにおいて携帯電話に関連するすべての製品でiPhoneのブランドを使用する権利を失ってしまったといいます。Appleはブラジルにおいて製品ブランドの名称変更をする必要があり、この事実は、Appleにとっては非常に大きな影響を及ぼすとされています。iPhoneという名称はブラジルのGradienteが2000年にその命名権を取得したといいます。この影響は製品だけでなく「iPhoneを探す」のようなアプリにも及びます。
Gradienteの「IPHONE」はAndroid2.3.4、3.7インチディスプレイ、デュアルSIMカードスロットなどを搭載し、契約なしで285ドルで販売されています。
この「IPHONE」は2012年12月に発表されました。Gradiente Eletronica SA（現IGB Electronica SA）はiPhoneの名称の権利を2008年に得たと報じられ、Appleがどのように動くか注目が集まっていました。
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