東芝がライバルメーカーに先駆けて最初にNVIDIA Tegra4搭載タブレットをローンチするとDigiTimesが伝えています。
NVIDIA Tegra 4
台湾のサプライチェーンメーカーによれば、東芝は2013年6月にNVIDIA Tegra4を搭載したタブレットをローンチするといいます。この時点でTegra4搭載モデルを発表するのは東芝だけだとされていますが、これは、Tegra4がQualcomm、MediaTek、中国のICメーカーとの競争に苦労していることを意味しています。
ASUSおよびAcerは、タブレット市場で積極的に製品展開しているにもかかわらず、まだ、Tegra4を発注するかどうかは決定していないとされています。Tegra4が10インチや7インチの低価格モデルには適していないと考えられているためのようです。ASUSはスマートフォン製品において、Qualcommとの綿密なパートナーシップを続けていくとみられています。
NVIDIAはメーカーからローエンドモデルの注文を獲得するためにTegra3の価格を下げることも考えているといいます。しかし、Tegra3を値下げしたとしても、MediaTekや中国のICメーカーの製品と比べて依然として割高であり、それら製品と争うことはできそうにないと関係筋は指摘しています。
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