SharpのIGZOパネル生産について、Appleとの取引が大幅に減少したと報じられていましたが、HP、Dell、Sony、ASUSなどのPCやタブレット向けに供給を行うことをYOMIURI ONLINE（読売新聞）が伝えています。
iPad第4世代（iPad4）
IGZOパネルを生産する亀山第2工場では、iPad向けパネルを「採算が合わない」などを理由に11月で供給を取りやめていたといいます。亀山第2工場の4割弱がこうした中小型液晶向けの生産ラインであり、工場の稼働率が低下していたのは先日の報道と一致しています。
その一方で、SharpはSony、富士通、ASUS製品向けにIGZOパネルを供給するといいます。各社の2013年モデル向けのサンプル出荷が開始されており、東芝など国内メーカーとの共同開発も始まっているとしています。また、HPやDellとも薄型軽量ノートパソコン向けパネル供給について長期供給を交渉中とされています。記事を読む限り供給されるのは高性能な製品を中心としているようです。
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