AU Optronics（AUO）がiPad mini向けパネルの生産を再開していると台湾通信が伝えています。
iPad mini
AUOはAppleよりiPad mini向けパネルの生産を停止するよう求められていましたが、その原因はAUOの生産するパネルの歩留まりが低いためとされていました。AUOはその問題を改善し、11月末から少量の生産を開始しているといいます。
AUOが生産するiPad mini用パネルは11月にはわずか10万枚未満でしたが、12月には40万枚〜50万枚になる見込みです。一方、同様にiPad mini用パネルを生産するLG Display（LGD）は11月に290万枚、12月には350万枚になるとされています。しかしながら、それでもAppleの見込んだ生産枚数には届いていないようです。
Appleは2012年第4四半期におけるiPad miniの予定出荷台数を800万台としていました。しかし、AUOとLGDのパネル生産枚数から実際には600万台程度になる見込みです。Appleは2013年には2000万台のiPad miniを販売することを目標としています。
AppleはAUOの生産問題から別の供給元を探しているとも伝えられていました。
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