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THERMOS フードコンテナー JBI-380 レビュー:容量や重さ、保温性、使い勝手など

THERMOS(サーモス)真空断熱フードコンテナー「JBI-380 TOM」(0.38L/トマト)をアマゾンで購入し使っています。
購入から約1年が経過しました。秋冬は温かいスープや煮込みを入れたり、真夏には冷製スープを入れて週に数回お弁当にしています。温かさも冷たさも想像以上に保温できます。
THERMOS フードコンテナー JBI-380
THERMOS フードコンテナー JBI-380:サーモス 製品情報
以下、購入後初めて使用した時のレビュー+1年間使用した感想など。
0.38Lの「JBI-380」と0.27Lの「JBI-270」の2種類のサイズがあります。大は小を兼ねると思い、大きい方の「JBI-380」トマトを2個購入。本当はもう1色のレタスと1つずつ欲しかったのですが売り切れだったため同じ色にしました。カラーは真っ赤というよりは少しホワイト入れたような赤色で、食べ物との相性の良さそうな暖色系です。また、意外なところでは、保温能力が異なります。6時間後で大きい「JBI-380」が56度、小さい「JBI-270」が50度となっており、大きい方が保温力が高いです。熱々の食べ物を入れた量の違いがそのまま保温時間にも影響しているのだと思います。
THERMOS フードコンテナー JBI-380THERMOS フードコンテナー JBI-380
(THERMOS フードコンテナー JBI-380の中の様子、構成パーツ類)
フタを開けると、本体はシンプルな構造。オールステンレスなので洗いやすそうです(実際使ってみてその通りでした)。フタは4つのパーツで構成されています。内ブタが動くようになっていて、これがこぼれにくくする秘密のようです。シリコン製のパッキンは別売りもされているので、ヘタってきたら交換もできます。本体は食器洗浄機が使えませんが、ふたの方は食洗機で洗えます。
THERMOS フードコンテナー JBI-380
(THERMOS フードコンテナー JBI-380の空の状態の重量)
中身が空っぽの状態での重さを計測すると302g。取扱説明書では300gですがシールが貼ってあったりと誤差の範囲。ちなみに小さい方の「JBI-270」も300g。本体の径(直径95mm)は同一で、高さ(JBI-380:125mm、JBI-270:100mm)が違います。
THERMOS フードコンテナー JBI-380
(フードコンテナーに自家製シチューを入れたところ)
早速シチューを作って入れてみました。説明書では本体のくびれ位置よりも1cm下まで入れていいとありますが、写真ではそれよりも若干多めに入れてしまっています。撮影後、バッグに入れて持ち歩き、ランチに食べてみましたが、こぼれることはありませんでした。同社のマグシリーズよりもフタの構造が進化しており、しっかりフタを締めれば、まずこぼれなさそうです。
THERMOS フードコンテナー JBI-380
(フードコンテナーにシチューを入れた状態で重さを計測)
シチューを目一杯入れた状態で重さを計ると、665gでした。500mlのペットボトルよりも重くなります。スープ自体は360gほど入ったことになります。ちなみにこの量のシチューとフランスパンなどでお昼を食べるとかなり満腹感があります。主食や副菜を調節すれば男性でも女性でもだいじょうぶだと思います。
THERMOS フードコンテナー JBI-380
(フードコンテナーにチリビーンズをたっぷり入れたところ)
もう1品はキドニービーンズを入れたチリコンカンです。ウェンディーズのチリビーンズ風にしてみました。油とパプリカパウダーを使うのでフードコンテナーに色が移ったり、洗いにくいかな、とも思いましたが、本体はさっと洗うだけで油も残らず綺麗になりました。フタの方は若干洗いにくかったですが、食洗機も使えますし、少し漬け置きしてから洗えばだいじょうぶだと思います。
総評

  • 実際の保温力は、3時間程度であれば、湯気が立つのではと思うほどかなり熱々です(寒い日の外であれば湯気も立つかと)。コンテナを更に断熱性のあるお弁当ポーチなどの入れておくと、もっと温かさが持続すると思います。私は内側に断熱材を使用したお弁当バッグにスプーンと一緒に入れています。スプーンは金属製よりも木製の方がコンテナを傷つけることもなくいい感じです。本体が金属なので、同じ金属のスプーンを使うと、コンテナーの内側に当たってキンキンとした感じが出てしまいます。金属製以外の木のスプーンなどであれば食べ心地も上々です。
  • 1年間、1日おき程度の頻度で使っていますが、外装も剥げたりすることもなく綺麗です。内部のパーツは脂っこい食べ物を入れると若干洗いにくいです。漬け置き洗いが効果的だと思います。パッキンなどは案外外しやすいので分解するのは比較的容易です。同社の飲料用マグシリーズも使っていますが、それよりもパッキンを外しやすいです。とはいえ、不用意に取れたりすることもないです。また、普通に持ち歩いて使っていて一度もこぼれたことはないです。
  • 夏場には冷製スープなどのほか、鶏の手羽先や手羽元の煮込みや焼き物なども入れて持って行っています。手羽元でも3本くらいは余裕で入ります。その他、グラタン、カレー、ムサカ(ギリシャやトルコ料理のトマトソースのグラタン風)なども試してみましたが、いずれもおいしくいただけました。冬場は牛乳やチーズなどを使った濃厚なスープやとろみをつけた中華風の肉だんごスープなどもおいしいと思います。

THERMOS フードコンテナー
2011年モデル(JBIシリーズ)
 
2012年新モデル(0.3L JBJシリーズ)

2013年モデル(0.38L×2種類/0.27L×4種類 共にJBIシリーズ)

フードコンテナーポーチ(JBIシリーズ、JBJシリーズ、JBKシリーズ対応)