パナソニックがApple製品のディスプレイパネルの生産を行う予定であることを週刊ダイヤモンドが伝えています。
写真はiMac(Mid 2011) 21インチ/27インチモデル
パナソニックは、ハイエンド向けの液晶パネルの供給先として、Appleと交渉を行っているとされています。記事にはApple製パソコンと書かれているので、iMac、MacBook Pro、MacBook Airなどが該当します。
Panasonicはすでに製品サンプルの供給を始めており、パナソニック幹部は“かなり好評“とAppleから評価されていると言及しています。“来年以降の受注が決まれば“とあり、今後の展開が期待されています。
また、パナソニックは、Amazon Kindle Fire向けの液晶ディスプレイの生産も行っており、ピーク時で月産100万台を出荷しているとも伝えられています。
日本メーカーのテレビ生産は、韓国メーカーの低価格路線により厳しい状態にあるといいます。パナソニックのこうした動きは、新たな業務モデルとして定着していくかもしれません。
先日には、iPhone5のコンポーネントパーツは50％が日本製という報告がありました。iOSデバイスでは、シャープやジャパンディスプレイが液晶ディスプレイを生産しています。パナソニックとAppleとの関係が進めば、Apple製品の日本製パーツの占める比率はさらに高まってくるかもしれません。
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