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Google、iOS6のGoogleマップ削除にコメント:9to5Mac、SearchEngineLand

AppleがiOS6から標準マップをGoogle製から自社製に切り替えたことについて、Google幹部の発言を9to5Macが伝えています。
iOS6標準マップ:新宿駅周辺 iOS5標準マップ:新宿駅周辺
iOS6のマップとiOS5のマップで新宿駅周辺を表示させたところ
Google UKのMarketing Director、Dan Cobley氏は、Bloomberg TVに出演し、AppleがiOS6からGoogleマップを取り除いたことについて簡潔に言及しました。
Cobley氏は、iOS6においても”Google MapsをダウンロードするかWebサイトでGoogle Mapsを利用すことができる”と指摘しました。興味深いコメントだが、Google Earthアプリを除いて、App StoreにはGoogle Mapsに関するアプリはなく、Google EarthではGoogle Mapsの代わりにはならない。また、モバイルSafariでGoogle Mapsから地図データをダウンロードするようなオプションも存在しない、と9to5Macは指摘しています。したがって、Cobley氏が言う”Google Mapsをダウンロード”とは何を意味するのかは現在のところ不明です。
SearchEngineLandは、この件に関してGoogleに問い合わせしたところ、次のような回答を得られたといいます。
”私たちはGoogle Mapsが世界で最も広範囲であり、正確で使いやすい地図だと信じています。私たちの目的は、デバイス、ブラウザ、OSの種類に関係なく、Google Mapsを使いたいときにいつでも利用できるようにすることです。”
GoogleはiOS6でもGoogleマップアプリを提供したいと考えていると読み取れます。しかし、アプリを許可するかどうかは、Appleにかかっています。Appleは相当の資金と労力をかけてオリジナルの地図サービスを立ち上げたのでしょうから、容易にライバルのサービスを容認することはないかもしれません。
Apple謹製の地図アプリは、特に米国以外では、まだまだGoogleMapsに及ばない箇所が少なからずあると思います。iPhone5のユーザーやiOS6にアップデートしたユーザーは、新しい標準マップを利用する以外に、サードパーティ製の地図アプリを使うという選択肢もあります。
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