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iPadmini、生産難航で9月12日発表には間に合わない可能性:DigiTimesより

iPad miniはその生産上の問題により、Appleが予定している9月12日(水)のメディアイベントには間に合わないのではないかとDigiTimesが伝えています。
業界筋によれば、7.85インチのiPadは液晶パネルの製造において歩留まりが改善せずに、9月12日のプレスカンファレンスでは発表されないといいます。
iPad miniとiPad 9.7インチの3Dイメージ映像:MacRumors
iPad miniとiPad 9.7インチの3Dイメージ映像:MacRumors
iPad miniの液晶パネルを生産しているLG DisplayおよびAU Optronicsは、9月に50万枚の液晶パネルを生産するとしても、Appleが最初に要求した枚数に到底到達できないといいます。
iPadMiniはタッチスクリーンモジュール設計を変更したと業界筋は指摘しています。そのパネルのラミネーション工程において特に問題が生じており、それが今回の歩留まり問題の原因となっているといいます。
iPad miniは、他のライバル製品と比べてスリムなスクリーンフレームを持ち、解像度はiPad2に近いと業界筋はその特徴に言及しています。こうした設計が生産上の問題を引き起こしているとも言ってます。
DigiTimesの別の報道では、AUOは9月に40万枚〜50万枚のiPadmini用パネルを出荷するとされています。そして、AUOは毎月約40万枚、LGは毎月60万枚を生産するといいます。
DisplaySearchは、iPad miniの生産台数を8月に100万台、9月に300万台、10月に500万台と予想しています。
iPad miniはタッチパネルに新技術を採用し、そのため、リリース時期は予定よりも遅れるだろうという情報は以前より出ていました。今回の情報もそれを後押しする内容になっています。
iPad miniは、9月12日にiPhone5と同時発表されるという予測と、iPhone5の発表が終えた後に発表されるという予測とが出ていました。iPad miniはiPad3のようなハイエンドモデルではなく、iPad2と同程度の性能を持ち、比較的低価格で販売されるといわれています。iPhone5ほどではないものの、プロトタイプや保護ケースの写真もいくつか登場しており、外観上のイメージがある程度わかってきています。
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