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銀行ATM手数料無料&定期預金よりお得に年間約5千円分ゲットする方法:振込手数料も数回分無料に

僕は3つのネット銀行の口座を持っています。
住信SBIネット銀行、楽天銀行、新生銀行の3行なんですが、この3つの銀行の無料振込枠を使って、

自動振り込み機能を設定し完全自動で、無料で毎月約400ポイントをもらいつつ、ATMも無料で利用でき、毎月数回分の他行振込手数料も無料になる、という環境を作ってみました。

最初に少しの資金(条件によりますが最安で40万円+α)さえあれば可能で、年間約4800ポイントを無料で稼げます。
定期預金よりはよほどうま味があります。


この方法で投資のように大きく儲かる(あるいは大きく損する)ことはありませんが、銀行を日々使う上で少しでもお得になる方法として活用できたらと思いやってみました。
たぶんイオン銀行やソニー銀行など他のネット銀行の組み合わせでもうまくいくのではないかとも思いますが、ここでは上記3つの銀行でやっています。
今後、条件などが変更される可能性はありますが、実際に以下のように設定し運用しているのでご紹介します。


各銀行の条件の確認

それぞれの銀行の条件としては、

住信SBIネット銀行の場合、
スマートプログラムのスマプロランクで、ランク3となれば、

  • ATM利用手数料:7回無料/月
  • 振込手数料:7回無料/月

となります。
ランク3は、

  • 総預金の月末残高が300万円以上

で可能ですが、
難しい場合は、

  • 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
  • 仕組預金の月末残高あり
  • SBIハイブリッド預金の月末残高あり
  • 給与、賞与または年金の月内ご入金あり

などのうち3つをクリアすればOK。
僕は、外貨預金として南アフリカランドを1ランド=約7円だけ預金し、最低額の仕組預金(満期まで持てば元本保証のものを10万円)、SBIハイブリッド預金の残高(たとえば1万円程度。もっと低くてもOK)にしてランク3を維持しています。維持費は11万円ほど。
これで毎月ATM利用手数料が7回無料、振込手数料も7回無料となります。


楽天銀行の場合は、
ハッピープログラムで、VIP以上であれば、

  • ATM利用手数料:5回無料/月
  • 振込手数料:3回無料/月

となりますが、
VIPになるには残高100万円か取引20回が必要です。
それはちょっと、という場合は、
楽天銀行で給与・賞与・公的年金を受け取ることで振込手数料が3回無料となります。
僕は100万円を常に超えるように入れておいて日々の支出として使っています。


新生銀行の場合は、
新生ステップアッププログラムで、ゴールドランクなら

  • 提携ATM利用手数料:何度でも無料
  • 振込手数料:5回無料/月

となります。
ゴールドになるには、

  • 円普通預金、パワー預金、2週間満期預金 合わせて月間平均残高が100万円以上
  • 外貨普通預金、仕組預金、新生証券、楽天証券など所定の投資商品 月間平均残高が30万円以上

などでクリアできますが、
僕の場合は円普通預金を100万円以上入れておいて、クレジットカードなどの支払いなどに使っています。
少しでも損したくない方は、満期まで持てば元本保証となる仕組預金商品を選んで30万円預けっぱなしというのが簡単かも。
これから始めるなら新生銀行経由で楽天証券を開設し投資を始めるなどをしても良いかもしれません。

以上が3つの銀行で無料振込を行う条件となり、最低でも40万円+程度必要です。
それさえ用意できれば、あとはそれぞれの銀行で自動振り込み設定を行い、お金を勝手にぐるぐる回すようにして、自動でポイントをゲットする環境を作れば完了です。


自動振込サービスなどへの登録

住信SBIネット銀行では、

を設定し、新生銀行から毎月一定額を入金するようにします(例として下の図では7万円)。
続いて、

で、

  • 楽天銀行へ毎月5回振込
  • 新生銀行へ毎月2回振込

を設定します。
合計7回の振込手数料は無料回数(7回)の範囲内です。
振込額は任意ですが、後述のポイントプログラムが適用される額に設定します。
また、可能であれば口座振替(銀行引落)設定をしておくと後述のポイントがもらえます。



各振込額は一例です。


楽天銀行では

で、

  • 新生銀行へ毎月2回振込

を設定します。
これも振込手数料は無料回数(3回)の範囲内です。
振込額は任意ですが、後述のポイントプログラムが適用される額に設定します。


新生銀行では振込設定は必要ありませんが、クレジットカードや公共料金などの引落口座として2件分設定しておいてください。
後述のようにこれで毎月100円相当もらえます。


ポイントプログラムのエントリー

続いて、ポイントをもらうために、
次のプログラムに毎月エントリーする必要があります。

毎月というのがちょっと面倒ですが、月に1回エントリーさえすれば毎月合計約400ポイントをゲットできます。
新生銀行の場合、

  • 他行からの振込入金(1回1万円以上)で最大100ポイント(4回/月)
  • クレジットカードや公共料金などの引落で最大100ポイント(2回/月)
  • ログイン、メールアドレス設定、エントリーで数ポイント

楽天銀行の場合、

  • 他行からの振込入金(1件3,000円以上)で最大150ポイント(5回/月)

住信SBIネット銀行はエントリー不要で、

  • 定額自動入金で30ポイント
  • 口座振替(銀行引落)で1件ごとに5ポイント

がもらえます。

注意点

各自動振込の日にち(毎月何日にするか)を間違えないようにしてください。そうしないと、いざ振込をかけても残高不足でエラーとなってしまうので。
各銀行のランクに必要な条件(残高など)から外れないようにしてください。振込手数料の無料枠が消滅してしまいます。
これらを避けるために、ある程度余裕をもって口座にお金を入れておくのが安心だと思います。
そして、たまに残高をチェックしておいてください。

ATM手数料無料+1年で約5千円分のポイント+振込手数料も数回無料に

最低で40万円+αの預金と、各銀行間を回す数万円のお金があれば、
ほぼ全行程自動化でき、
毎月数回から無限でATMが利用可能となり、
複数回振込手数料も無料(今回の例では新生が5回分無料、楽天が1回分無料が残っています)、
毎月約400ポイント、1年間で約4800ポイントを無料でゲットできます。
各1ポイント=1円として利用できるので、実質約5千円/年の利益。
たとえば100万円を楽天銀行に普通預金(マネーブリッジ利用)した場合の金利は0.1%。1年間に税引き後利息は800円弱です。
それと比べれば、ずっとずっとお得ですよね。

毎月ポイントプラグラムのエントリーが面倒なんですが、月1回くらいは銀行へログインするでしょうし、その際にやってしまえばそれほど苦にもならないのではないでしょうか。

以上、ネット銀行を使って、ATM手数料を無料にし、振込手数料も数回無料になり、何もお金をかけずに年間約5千円分のポイントももらうことができる方法でした。