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Apple、Apple Musicでロスレス品質の高音質音源「Apple Digital Masters」をローンチ

Apple Musicは、ロスレスクオリティの高解像度音源「Apple Digital Masters」のローンチを発表したとBillboardは伝えています。
Appleいわく、USトップ100にある楽曲の75%が、またグローバルのトップ100の71%がすでにApple Digital Mastersとして提供されています。

Apple Digital Mastersは、Mastered for iTunesによって製作された高音質音源コレクションをApple Musicに集めることを目的としています。



2012年にローンチされたMastered for iTunesプログラムは、可能な限りの最高音質でマスタリングされた音源ファイルをAppleのシステムへ取り入れるためのツールとテクノロジーであり、エンジニアはオリジナルマスター音源(いわゆるロスレスオーディオ)と実質的に同一となるスタジオ品質のサウンドを制作することができました。
Apple Digital Mastersはこうした高音質音源をApple Musicに統合するものです。

なお、Engadget 日本版が指摘していますが、Apple Digital Mastersはロスレス同等のクオリティであって、実際には高品質だが圧縮された音源となる点に注意が必要です。

Apple Musicが高品質オーディオを提供する初めてのサービスではありません。
TIDALは2015年にロスレスオーディオをストリーミング配信するサービスの提供を開始しました。
DeezerやQobuzもまたロスレスオーディオプランを提供しています。Spotifyはかつて提供していたことがありました。

Apple Digital Mastersは、iOS13やmacOS Catalinaなど今秋公開されるAppleの新OSで利用可能になる予定です。