Appleは日本時間6月10日、「iOS 13.6」と「iPadOS 13.6」の2番目のベータ版(17G5045c)を開発者及びパブリックベータプログラム参加者向けにリリースしました。
あれ?先週最初のベータ版が出たのは「iOS 13.5.5」と「iPadOS 13.5.5」だったのでは?!と思ったら、どうやらAppleはバージョン番号を変更したようです。
Appleは先月、接触通知APIを導入した際にも、バージョンをiOS 13.4.5からiOS 13.5へとジャンプアップしました。その際にAppleは新しいSDKを使用するiOSのリビジョンであれば、マイナーバージョンのナンバリングを変更すると説明していました。
ということは、本日リリースされたiOS13.6にもそんな新しいものが含まれているのかもしれません。
現時点でわかっている新機能や変更点としては、
- 自動アップデートに新たなオプションが追加:「iOSを自動的にダウンロードする」と「iOSを自動的にインストールする」が選択可能に(下のスクリーンショット)。後者は従来の「自動アップデート」と同じ説明付き
- ヘルスアプリに新たに「症状」セクションが追加
- HealthKit で頭痛、悪寒、喉の痛みなどの症状を追跡するために新しいデータタイプが利用可能に
などがあります。
有効なApple IDを持つユーザーは、Apple Beta Software Programから、 自分のデバイスを登録しベータテストを開始することができます。
パブリックベータは無料で試すことができます。
同時に次のベータ版も利用可能です。
- macOS Catalina 10.15.6 beta 2 (19G46c)
- tvOS 13.4.8 beta 2 (17M5545a)
- Xcode 11.6 beta (11N700h)
Source:iOS & iPadOS 13.6 Beta 2 Release Notes, News - Apple Developer, 9to5Mac, MacRumors