新型iPad、やはりApple Intelligenceをサポートしていないことが判明

AppleはiPad AirとiPadの新モデルを発表しました。
新型iPad AirがM3チップを搭載しているのに対し、新型iPadはA16チップを搭載しています。そのため、新型iPadはApple Intelligenceをサポートしません。

Appleはプレスリリースの中で、A16チップは旧型iPad搭載のA13チップよりも50％高速だと説明し、iPad 11には「パワフルでインテリジェントな機能」が搭載されているとしていますが、肝心のApple Intelligenceは対応していません。
Appleの公式サイトにあるiPad全モデルの比較ページでは、A16チップを搭載したiPad 11はApple Intelligence機能をサポートしていないことが確認できます。

A16チップは、iPhone 14 Proで初めて導入され、その後iPhone 15と15 Plusに搭載されました。このチップのメモリは6GBで、Apple Intelligenceに要求される最低8GBよりも少ないです。AppleがエントリーレベルのiPadからステージマネージャーなどソフトウェア機能を削除したのは今回が初めてではありませんが、AppleがApple Intelligenceをかなり推進していたことを考えると、この決定は少々意外に映るかもしれません。

新しいiPad 11に搭載されているA16チップは、5コアのCPUと4コアのGPUを搭載しています。参考として、iPhone 14 ProとiPhone 15に搭載されている同じチップにはそこからさらにCPUとGPUコアが追加されています。

Apple Intelligence機能を利用するには、A17 Proチップ（iPhone 15 ProやiPad mini 7など）以降、およびM1以降を搭載したiPadやMacが必要です。

新しいiPadは予約注文を開始されており、発売日は3月12日（水）です。
本体カラーはブルー、ピンク、イエロー、シルバーの4色、ストレージは128GB、256GB、512GBの3つで、価格はWi-Fiモデルが58,800円から、Wi-Fi + Cellularモデルが84,800円から。iPad用Magic Keyboard Folioは42,800円です。

Source: 9to5Mac

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