Apple、iOS 17.4.1／iPadOS 17.4.1の改訂版をリリース

Appleは先週「iOS 17.4.1」「iPadOS 17.4.1」をリリースしていました（詳細記事）が、今週に入ってその改訂版をリリースしたことをMacRumorsが伝えています。
現地時間3月27日にリリースされた新しいバージョンのビルド番号は「21E237」、先週は「21E236」でした。

新たにリリースされたバージョン

iOS 17.4.1 (21E237)
iPadOS 17.4.1 (21E237)

改訂版は、iOS 17およびiPadOS 17に対応するすべてのiPhoneおよびiPadで利用可能ですが、現時点ではmacOSのFinderやWindowsのApple デバイスまたはiTunesアプリからのみインストールできます。多くのユーザーが使っているiPhoneとiPadの「設定」のソフトウェアアップデートからは利用できません。

改訂版で何が変更されたのかは不明ですが、あったとしても非常にわずかである可能性が高いです。iOS 17.4とiOS 17.4.1によって一部のiPhoneがブートループに陥るという報告があったようですが、それがこの改訂版で修正されているのかは不明です。

また、こういう場合にあり得ることとして、新モデルへの参照があるのではないかと思いMacRumorsが確認したところ、特にそれらしいものは見つからなかったそうです。

これまでに確認されているバージョン

iOS17/iPadOS17/macOS14/watchOS10については次をご覧ください。

パブリックベータについて

ユーザーは、Appleの用意する次のサイトからパブリックベータに登録できます。

Apple Beta Software Program

Apple Beta Software Programに参加するには、無料のメンバー登録が必要です。
有効なApple IDを所有し、登録時にApple Beta Software Program契約に同意することで、だれでも参加できます。
続いて、使用しているデバイスを登録してパブリックベータにアクセスし、最新機能を試すことができます。「フィードバックアシスタント」Appを使ってAppleに直接フィードバックを送信することでもできます。
パブリックベータは現在、iOS17、iPadOS17、tvOS17、watchOS10、macOS14でそれぞれ利用可能です。

デベロッパベータ版も無料で利用可能に

Appleは今年6月より、「iOS 17」や「iPadOS 17」の開発者向けベータ版を含む、各ソフトウェアのベータ版をApple IDを持つすべてのユーザーが無料で利用できるようにしました。
これまでは長年に渡って、iOSの開発者向けベータ版を含むデベロッパービルドへのアクセスは、年間99米ドルのデベロッパーアカウントに登録することで可能でした。

「iOS 17」など開発者向けベータ版、誰でも無料で利用可能に

Source：iOS & iPadOS Release Notes, macOS Release Notes, News - Apple Developer

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