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M2とM3 MacBook Airの違いを確認 多くのユーザーは買い替える必要はない理由

AppleはM3チップを搭載した新しいMacBook Airを発表しました。
M2モデルとの違いや、新モデルに買い替えるべきなどMacRumorsがまとめています。

M3 MacBook Air

ラインナップを整理しておくと、新しいMacBook Airは、前モデルと同様に13.6インチと15.3インチのディスプレイサイズがあり、13インチモデルは164,800円から、15インチモデルは198,800円からとなっています。2022年のM2搭載13インチモデルも販売が継続され、価格は16,000円値下げされ148,800円になりました。したがって、M2 13インチモデル、M3 13インチモデル、M3 15インチモデルの3つが選択可能です。

MacBook Airラインナップ

M2チップとM3チップ

M3 MacBook Air

2024年モデルが提供する主なアップグレードは、M3チップです。ベンチマークテストでは、M3はM2と比べて、シングルコアタスクで約17%、マルチコアタスクで約21%上回っています。Metalベンチマークで測定したGPU性能では、M3はM2より約15%向上しています。

M3チップは、まったく新しいGPUアーキテクチャを導入しています。このアーキテクチャには、GPUメモリの割り当てと利用を最適化する画期的な機能であるダイナミックキャッシングが含まれており、さまざまなタスク需要にリアルタイムで適応します。この機能強化により、負荷の高いアプリケーションのグラフィックス性能が向上するだけでなく、チップ全体のエネルギー効率も強化されます。高度なビデオ編集、3Dレンダリング、ゲームなど、グラフィックスを多用するタスクに特に有効です。また、AV1ビデオデコードにも対応し、ストリーミングサービスでより効率的で高品質なビデオを提供します。

M2とM3チップでは16コアのニューラルエンジンが共通ですが、M3は3nm製造プロセスを採用することで、機械学習やAIタスクをより効率的に実行できるようになっています。さらに、M3はM2と同様に最大24GBのユニファイドメモリとなりますが、より効率的なメモリ帯域幅利用のために新しいプロセスを活用しています。
M2とM3チップのもう1つの目立った違いは、エネルギー効率です。3nmプロセスにより、M3は消費電力を比例して増加させることなく、より高い性能を達成することが可能となり、消費電力とバッテリー寿命のバランスを重視するラップトップにとって特に魅力的なチップとなっています。

その他の違い

M3 MacBook Air

M2モデルとM3モデルの新旧世代間には、チップ以外にも注目すべき違いが複数あります。
M3モデルだけの特徴として、最大2台の外部ディスプレイに対応(閉じた状態)、Wi-Fi 6Eに対応(Wi-Fi 6と比べて最大2倍高速)、「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイクモード、よりクリアなオーディオ通話とビデオ通話の音声、指紋の付着を減らす画期的な酸化皮膜シールを採用したミッドナイトカラー仕上げ、があります。

結論

M3 MacBook Air

全体的に、M3 MacBook AirはM2モデルと比べてマイナーアップグレードであり、新しい機能よりも性能の強化がメインとなっています。その主なターゲットは、M1モデルやIntelベースモデルなど古いMacBook Airを持っているユーザーや、MacBook Airを初めて購入するユーザーです。
M3チップ特有の利点を活用し、携帯性に優れたフォームファクターから最大限のパフォーマンスを求めるのでなければ、ほとんどのユーザーにとってM3 MacBook Airを購入する必要はないと思われます。
他方、多くのユーザーはコンピュータを何年も使い続ける傾向があるため、将来性を重視するのであれば、2万円を余分に支払って最新モデルを購入する価値はあります。M3モデルが2台の外部ディスプレイをサポートしていることも複数のモニターを使いたいユーザーにとっては購入の決め手となるかもしれません。
より大きな15.3インチモデルを望むユーザーにとって、M3モデルが唯一の選択肢です。
ただし、量販店ではしばらくM2 15.3インチモデルが流通するはずです(はるか以前に公式サイトで販売終了となったM1モデルも家電量販店ではまだ売られています)。在庫処分のようなかたちで販売されると思われるので、コストパフォーマンスを求めるなら、M2モデルを探してみても良いでしょう。

以上のことから、圧倒的多数のユーザーにとって、M2からM3のMacBook Airにアップグレードする価値がないと言えます。
M2 13インチモデルからM3 15インチモデルへのアップグレードは、ディスプレイサイズが大きくなるため、アップグレードがより正当化されるかもしれませんが、それ以上の価値はないかもしれません。
M2モデルを使っているユーザーがそれを高いうちに買取店やメルカリなどで売り払ってしまい、その資金を使って新モデルを購入するのもありかもしれませんが、そこまでして買い替えるほどの性能差を実感できるかだと思います。
もちろんお金に余裕があって、新モデルが出たらすぐ買いたいと思うのであれば、すぐに購入すべきです。いま使っているマシンを綺麗なうちに売却し、常に最新モデルを使い続けるのもまた、お得に使うコツだと思うからです。

M3 MacBook Proが出たときにも書きました(詳細はこちら)が、M1モデルを所有するユーザーさえ、M4かそれ以降まで買い替える必要はないと思われます。
Appleはおよそ1.5年ごとに新世代チップを搭載しています。M3が2023年11月に出たので、M4はその約1.5年後、M5は約3年後となるでしょうか。
私はM1 MacBook Airを購入して3年ちょっと経過していますが、あと3年は使い続け、M5モデルが出た頃合いで買い替えるつもりです。

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