「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」は最大8GBのメモリ、1TBのストレージ　A17チップのスペックも判明

「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」に用意されるストレージと搭載メモリ、最新A17チップに関する詳細をMacRumorsが伝えています。

以下、Appleが生産開始前にに実施したテストから判明した情報であり、必ずしも量産後のハードウェアを反映していない可能性があります。

ストレージ

ストレージに関しては、次の容量がテストされました。

128 GB
256 GB
512 GB
1 TB

使用されたNANDは、次のメーカーのものが確認されています。

SK Hynix
Western Digital
Kioxia
Samsung

これまで2TBのストレージ構成の噂が出ていましたが、MacRumorsは2TBが検討された証拠を確認できなかったそうです。また、iPhone 15 Proは256GBのストレージでスタートするという情報も出ていましたが、これも間違いだったとしています。結局のところMacRumorsの調査結果からは、iPhone 15 ProシリーズのストレージオプションはiPhone 14 Proシリーズと同じになりそうです。

メモリ

メモリに関しては、MacRumorsによると、AppleはiPhone 15 ProにLPDDR5 DRAMを採用する予定であり、昨年のフラッグシップモデルに搭載されたものと同じタイプとなります。6GBと8GBの2種類のRAM構成がテストされ、RAMは次の企業から供給されました。

Samsung
Micron
SK Hynix

Appleが最終的な製品に2つのRAM構成のどちらを採用したかは現在のところ不明です。考えられる説明のひとつは、ストレージ容量によってRAMが変わり、ストレージ容量の大きいモデルには6GBではなく8GBのRAMが搭載されるというものです。この方法はiPad Proでも採用されています。一方、TrendForceの最近のレポートによると、AppleはiPhone 15 Proで8GBを提供するとしており、6GBの構成が廃止された可能性もあります（詳細記事）。

A17チップ

iPhone 15 ProシリーズはTSMCの新しい3nm製造プロセスで作られたA17 SoCを採用します。A17にはGPUコアが追加され、より優れたグラフィック性能が実現される見込みです。さらに、パフォーマンスコアの周波数は、A16の3.46GHzから3.70GHzに向上します。

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