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Apple、新型コロナウイルスにより3月のスペシャルイベントを延期の情報

Appleは予定されていた3月の新製品発表イベントを延期したことをCult of Macは伝えています。
新製品の販売準備が整っておらず、コロナウイルスの懸念が高まっているため、とその理由を匿名の情報筋は説明しています。

情報筋によると、当初カリフォルニア州クパチーノにあるApple Park内のSteve Jobs Theaterにおいて3月下旬にスペシャルイベントを計画していました。イベントに約1,000人を集めることが問題でした。Appleの経営陣らは人々が隣り合って座らなければならない限られた建物内の公開イベントで「社会的な距離」を確保できないという懸念を表明していたそうです。

この決定は、3月11日から4月1日までサンタクララ郡の公衆衛生局が今週月曜日に 1,000人以上の集会を禁止するよう指示したことを受けてなされたようです。

現在、サンタクララ郡で43人のCOVID-19感染が確認されており、1人が死亡しています。カリフォルニア州全体では、現在133件の確定症例と2件の死亡が報告されています。


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写真は新型iPhone9のイメージ

新型コロナウイルスによる当局の指示がイベント延期の主な要因でありますが、さらに、「2つの主要製品の生産に遅れがあり」、イベントの直後に世界中で販売できる新しいデバイスを準備できなかったことが、延期につながる「複数の事情」の一部となりました。なお、情報筋はこれらの2つの新製品の詳細については詳しく説明していません。

2つの新製品とは、1つは「iPhone 9」や「iPhone SE 2」と噂されているiPhone SEの後継機種となる廉価版iPhoneの新モデルであり、もう1つはiPad Proの新モデルではないかと予想されています。

イベント延期されたとしても、Appleはこれらの新製品を3月にプレスリリースで発表することが可能です。ただし、上述のように生産上の問題により発表自体が遅れることもあり得ます。



毎年6月に開催されるAppleのWorldwide Developers Conference(WWDC)も開催が危ぶまれています。このイベントには通常、カリフォルニア州サンノゼのMcEneryコンベンションセンターで開催され、約5,000人の開発者が集まります。

サンタクララ郡のイベント禁止は現時点では6月まで延長されていませんが、今後新型コロナウイルスがどのように広がるか不確かであるため、AppleはWWDCの中止を選択する可能性も残されています。
その場合、Appleはオンラインで仮想環境でのイベントを開催するという決定も可能であり、Appleは予定通りiOS14やmacOS10.16を披露することもできるでしょう。

via MacRumors


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