米連邦通信委員会（FCC）に未発表のMacBook Proモデルが登録されていることが判明しています。
「A2159」として登録された文書「FCC ID BCGA2159 Laptop computer」を確認すると、Bluetooth 5.0、2x2 MIMO、20.3V/3A（消費電力61W）などのスペックを確認できます。
そこから13インチMacBook Proの新モデルではないかと予想されています。
なお、FCC文書はその後非公開となっています。
「A2159」は先月EECデータベースに登録された（こちらも未発表の）新モデルの1つでもあります。
Appleは5月に新型13インチおよび15インチMacBook Proを発表していましたが、そこにこの型番は含まれていません。
5月の新モデルに含まれなかったのがTouch Bar非搭載の13インチモデル「MacBook Pro (13-inch, 2017, Thunderbolt 3ポートx 2) 」です。
Appleはこのモデルをアップデートするつもなのかもしれません。
FCC文書内のイラスト
今回現れた新モデルが何なのかを正確に見極めるのは困難ですが、著名なAppleアナリストMing-Chi Kuo氏は今年初めにAppleが32GB RAMを搭載可能な13インチの新型MacBook Proを発売すると予測していました。
また、Kuo氏やそれ以外のアナリストらの情報も出ていますが、Appleは新たに16インチの新型MacBook Proを開発しているといわれています。
蛇足：MacBook Proなど、どのモデルにどの世代プロセッサが搭載されているのか、技術仕様には単に「Core i5」としか書かれておらず分かりにくいですが、グラフィックスの項目をみるとそのヒントになります。
たとえば、「Intel Iris Plus Graphics 655」は第8世代Core、「Intel Iris Plus Graphics 640」なら第7世代Coreプロセッサとなります。
加えて、公式サポートページ「Intel 搭載 Mac コンピュータの統合ビデオについて」では、歴代Macがどのグラフィックスを搭載しているのか一覧で確認できます。たとえば、「Intel Iris Plus Graphics 655」を搭載するのは2018年および2019年の13インチMacBook Proモデルです。
