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新型MacBook Pro(Mid 2014)、SSDおよびCPUベンチマーク

昨日発売された新型MacBook Pro Retinaディスプレイモデル(Mid 2014)
さっそく分解およびSSDのベンチマークをOWC(via Mac Rumors)が行っています。

(MacBook Pro Mid 2014 15インチ SSD ベンチマーク OWC)
分解およびベンチマークが実施されたのは、13インチおよび15インチの各ローエンドモデルです。

  • Core i5 2.6GHz/8GB RAM/128GB SSD/Intel Iris Graphics MGX72J/A:128,800円
  • Core i5 2.6GHz/8GB RAM/256GB SSD/Intel Iris Graphics MGX82J/A:147,800円
  • Core i5 2.8GHz/8GB RAM/512GB SSD/Intel Iris Graphics MGX92J/A:175,800円
  • 15インチ Retina
  • Core i7(Core i7-4770HQ 2.2GHz-3.4GHz)/16GB RAM/256GB SSD/Intel Iris Pro Graphics MGXA2J/A:194,800円
  • Core i7(Core i7-4870HQ 2.5GHz-3.7GHz)/16GB RAM/512GB SSD/Intel Iris Pro/NVIDIA GeForce GT 750M 2GB MGXC2J/A:248,800円

分解し内部を確認したところ、やはり前モデル(Late 2013)と基本的な構造は同じであったようです。今回はiFixitなどが行うような詳細な分解はされていません

(MacBook Pro Mid 2014 13インチ SSD ベンチマーク OWC)
両モデルのSSDはQuickBench 4.0を用いベンチマークが計測されました。その結果が上の2枚のスクリーンショットです。
まず、15インチモデル。
15インチの下位モデルにはSamsung製SSDが内蔵されていました。そのランダムリードは平均194MB/s、ランダムライトは平均322MB/s、シーケンシャルリードは262MB/s、シーケンシャルライトは245MB/sでした。
続いて、13インチモデル。
13インチの下位モデルにはSanDisk製SSDが内蔵されていました。ランダムリード/ライトは平均165MB/s/131MB/s、シーケンシャルリード/ライトは平均263MB/s/244MB/sでした。

次にGeekBench 3を用いたプロセッサのベンチマーク。現在のところCore i7-4770HQを搭載した15インチ下位モデルを確認できます。
前モデル(Late 2013)とのスコアを比較したのが下の2枚の写真(Mac Rumors)。1枚目はシングルコア、2枚目はマルチスコアです。

(MacBook Pro Mid 2014 15インチ GeekBench Single Coreベンチマーク)

(MacBook Pro Mid 2014 15インチ GeekBench Multi Coreベンチマーク)
新型MBP 15インチローエンド(Core i7-4770HQ)は、旧ローエンド(Core i7-4750HQ)と比べて8%ほど高速であり、旧ミドルエンド(Core i7-4850HQ)と比べてわずか2%ほど及びませんでした。ミドルエンドとなっていますが、ハイエンドはCTOによる最高の構成を加えた場合であり、量販店モデルとしてはハイエンドです。
GeekBenchを見る限り、新型は一番下のローエンドモデルといえども、旧型ミドルエンド(標準構成上はハイエンド)に匹敵するパフォーマンスを持っているようです。
新型MacBook Pro Retina(Mid 2014)の主な変更点
新型MBPは、CPUがHaswellからHaswell Refreshへ刷新されました。スペックとしては200MHz周波数がアップしました。また、13インチ&15インチの各下位モデルの標準メモリーが2倍に増量されました。それにより13インチ全モデルが8GB RAM、全15インチが16GB RAMを標準搭載します。

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