IntelはノートPC向けで初めてXeonプロセッサとして「Xeon E3-1500 v5」を発表しました。
「Xeon E3-1500 v5」は今月発売されたSkylake世代のアーキテクチャを採用します。
デザイナー、コンテンツ製作者、エンジニアなどの利用を想定したモバイルワークステーション向けCPUとしてゼロから開発さていることを明らかにしました。
まもなくローンチするとIntelは説明しています。
今回の発表では詳細は明らかにされていませんが、Skylakeの高速な処理能力、ECC(error-correcting code)メモリやIntel vProのサポート、そして、Thunderbolt 3とUSB-C(USB Type-C)もその特徴の1つとして説明しています。
このモバイルXeonプロセッサを搭載するノートPCは今秋から発売される見通しです。
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Intelは多くを語っていませんが、プロフェッショナル向けの高性能なCPUとして、Thunderbolt3とUSB-CをサポートすることなどからAppleのMacBookシリーズでの採用が期待されます。
モバイルワークステーションということであれば、15インチMacBook Proあたりで採用されても不思議ではないでしょう。
興味深いのはIntelのニュースリリースのカテゴリーにIDFが設定されていることです。
IDF 15 San Franciscoは8月18日~20日に開催されます。
より多くの詳細がもうすぐ明らかになるでしょう。
Source:Intel ニュースリリース, IDF15 - Intel Developer Forum 2015 - San Francisco
追記:Lenovoは、Intel Xeon E3-1500M v5シリーズを搭載するThinkPad P50/P70シリーズを発表。P70は17インチ4K液晶、最大4GB EECメモリー、Thunderbolt3×2ポート、NVIDIA Quadroシリーズなどを搭載。P50は15インチ4K、NVIDIA Quadroなどを搭載。発売は2015年第4四半期。価格は1599ドルから。