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MacBook 12インチCTO 1.3GHzは1.4GHz iMacやMBA(Early 2014)に匹敵のベンチマーク

新しいMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) のカスタマイズオプションで選択できる最上位のCPU「Core M-5Y71 1.3GHz」のGeekbench 3ベンチマークは、2014年のiMacやMacBook Airのローエンドモデルに匹敵すると9to5Macは伝えています。


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以下、各モデルのシングルコア / マルチコアの平均スコアです。

MacBook 1.1GHz
  • 32bit:2212 / 4070
  • 64bit:2428 / 4592
MacBook 1.2GHz
  • 32bit:2348 / 4603
  • 64bit:2579 / 5185
MacBook 1.3GHz
  • 32bit:2271 / 4841 ※
  • 64bit:2816 / 5596

※ 1.3GHzの32bitスコアはまだ1つしかサンプルがなく、特にシングルコアにおいて低いスコアに留まっています。今後、サンプル数が増えれば正確さを増すでしょう。

2014年のエントリーレベルiMacやMacBook Airにも負けない性能

ハイエンドのMacBook 1.3GHzのスコアは、エントリーレベルながらiMac (21.5-inch Mid 2014) やMacBook Air (11-inch Early 2014) と同レベルのパフォーマンスとなっています。両者ともHaswell第4世代Core i5-4260U 1.4GHzを搭載したモデルです。

後者の場合、9to5Macによれば、

  • 32bit:2400 / 4700 前後
  • 64bit:2700 / 5300 前後

です。

G9to5Macによれば、Geekbenchのシングルコアはウェブブラウジングのような比較的負荷のかからない作業、マルチコアはビデオレンダリングのような比較的処理能力を要求する作業を行う際のデバイスのの性能を示してます。

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Macの各モデルの性能を知る手掛かりとして、Geekbenchの用意しているスコア一覧が便利です。

MacBook Air (11-inch Early 2014) Core i5-4260U 1.4GHz
  • 32bit:2414 / 4655
  • 64bit:2655 / 5258

iMac (21.5-inch Mid 2014)、Mac mini (Late 2014)、MacBook Air (13-inch Early 2014) も同じCPUを搭載しており、上記11インチと概ね似たようなスコアです。

同クラスのCPUを搭載した製品としては、MicrosoftのSurface Proシリーズがあります。

  • Surface Pro 2:Core i5-4200U 1.6GHz / Core i5-4300U 1.9GHz
  • Surface Pro 3:Core i5-4300U 1.9GHz ※Core i5モデル

各CPUのパフォーマンスの違いは、次の一覧が便利です。

というわけで、Geekbenchを見る限り、ハイエンドのMacBook 12インチはローエンドのMacBook AirやSurface Proシリーズに勝るとも劣らないパフォーマンスを持っているといえそうです。


ちなみに、最上位のプロセッサCore M 1.3GHzはApple Storeでしか選ぶことはできません。
ローエンドの1.1GHzからの変更はプラス3万円、ミドルレンジの1.2GHzからはプラス1.8万円です。