新型MacBook 12インチ実機ベンチ計測、MBA/MBPやSurface Pro3/Pro2と比較してみた【動画追加】

新しいMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) をApple Store渋谷で触って来ました。
さすがに直営店だけあって、ゴールドを含む3カラーの実機に触れることができます。

ここでデモ機を使ってベンチマークを測定してみました。
今回、SunSpider、Google Octane、Geekbenchの3つのベンチマークを実行しています。

合わせて、現行MacBook Pro、現行モデルを含む歴代のMacBook Air、ついでにSurface Pro3を含むSurface Proシリーズのスコアとも比べてみました。

まず、計測したモデルのスペックは次の通り。
1.1GHzのIntel Core M-5Y31を搭載するローエンドモデルです。

SunSpider 1.0.2

Safariを使いJavaScriptの速度を計測するSunSpider 1.0.2のベンチマーク結果です。

上の写真は1回目で214.4ms。2回目は222.4msでした。

MacBook 12インチのSunspiderベンチマーク pic.twitter.com/HEjnxEznY0
— こぼねみ (@kobonemi) 2015, 4月 12

この数値が良いのか悪いのかということで、Surface Pro 3/Pro 2などのスコアをご覧ください。

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Surface Pro3は195.7ms、Surface Pro2は208.3msです。
多少落ちますが、新型MacBookもほぼ同じといった感じです。

Google Octane 2.0

続いて、同じくJavaScriptのパフォーマンスを測定するGoogle Octane 2.0を試してみました。
こちらもSafariを用いています。

スコアは14415。

参考として、Surface Pro3やPro2のスコア。

Surface Pro3 (Core i5) では21790、Core i3モデルでは11636、Surface Pro2は19124、初代Surface Proは17600。

新型MacBookが14415ということで、Surface Pro3 Core i5とCore i3モデルの間といった感じです。
ただし、Core i5を搭載するSurface Proの歴代モデルよりは劣るということになります。

Geekbench 3.0

最後にプロセッサのパフォーマンスを測定するGeekbenchです。

今回、32bitで計測し、新型MacBookのスコアは次の通り。

シングルコア：2136
マルチコア：3928

参考として、

MacBook Pro 13 (Early 2015) Core i5-5257U

シングルコア：3295
マルチコア：5757

MacBook Air (Early 2015) Core i5-5250U

シングルコア：2879
マルチコア：5772

MacBook Air 2014 Core i5-4260U

シングルコア：2752
マルチコア：5380

MacBook Air 2012 Core i5-3427U

シングルコア：2620
マルチコア：5375

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新型MacBookでは、MacBook ProはもちろんMacBook Airにも歯が立たないといったところでしょうか。

MacBookの実力は2011年のMacBook Air Core i7相当とのことで、
その際に指針となったGeekbenchは次の通り。

シングルコア：1924 / 2044
マルチコア：4038 / 4475

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今回、私が測定したスコアもほぼ同程度だと思います。

触った感じはとにかく感嘆の声が漏れてきそう。
隣にいた外国人のおじさま2人組もキーボードやトラックバッド、画面を見て非常に興味を持っているようでした。

新しいMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) スペースグレイ。渋谷のApple Storeなのだが外国人も多く、新モデルに興味津々。やっぱナイスですよね https://t.co/Z8FZhTW66Y
— こぼねみ (@kobonemi) April 18, 2015

完成度が高いのはApple製品ならではのもの。
そのApple製品の中でも特に凄いと感じました。
ともかく薄いのに少しもやわな感じはなく、片手で持っても安心感があります。
これに保護ケースを付けるのは少々野暮なような気もしますが、その美しさを保つためにもiPhoneやiPadと同様に表面を保護した方がいいのかもしれません。