「Windows Phone」ブランド消滅〜「Windows」ブランドロゴを示す最初のWindows Phoneの製品写真

My Go「GoFone GF47W」は「Windows Phone」ブランドが「Windows」へと統一されたことを証明する最初のデバイスとなるかもしれません。

My Go公式サイトは、新しいWindows Phone「GoFone GF47W」とともにそれが「Windows Phone」というブランド名でもはや呼ばれないことを明らかにしました。Neowinはその公式写真にあるデバイスの背面に「Windows Phone」ではなく「Windows」と印字されていることを伝えています。
「Microsoftは以前から、WindowsとWindows RTとWindows Phoneを統一することを、まわりから期待されていた。同社も、オペレーティングシステムは三つも要らない、と言っていた。Microsoft自身がWindows Phoneを単にWindowsと呼び始めたことも、PhoneをWindowsという大きな世界に呑み込もうとする同社の戦略の表れだ。」（TechCrunch）
本日、明らかになった「Windows 9」（Threshold）に搭載される2つの新機能は、まさにWindows Phoneにすでに実装されていた機能です。

Windows9（Threshold）、Storage SenseとWi-Fi Sense搭載が明らかに〜ストレージやWi-Fiアクセスを効率的に管理

この事実は、MicrosoftがWindowsを再編しようとしていることを端的に表しているといえます。
Microsoftは、Windows Phoneというブランド名だけでなくそこで培った機能をシステムをもWindowsに取り込み、現在よりもモバイルで活用できるOSにしようとしているようです。
同時に、Windows9にはデスクトップ向け機能が複数搭載されることが続々と明らかになっています。

また、MicrosoftはWindows9を無償で提供するという情報もあります。OSの無料アップグレードはAndroidやiOSではなじみ深いことですが、上記で確認したWindowsブランドの統合や再編を考えれば、それほど驚くべきことではないのかもしれません。
MicrosoftはWindows9を9月末にもアナウンスすることが期待されています。