Western Digital WD Green「WD60EZRX」は、最も低価格な6.0TB内蔵HDD。3.5インチ内蔵HDDにおいて最大容量です。
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WD Green 6.0TB WD60EZRX：ニュースリリース 製品情報
6TB「WD60EZRX」、5TB「WD50EZRX」はインターフェースSATA 6Gb/s、64MBバッファ、回転速度IntelliPowerの3.5インチ内蔵HDDであり、基本的には同じくWD Greennシリーズの3TB「WD30EZRX」や2TB「WD20EZRX」と同じ仕様です。
その他、異なる点として、プラッタ構成と消費電力をピックアップしてみました。
なお、プラッタ構成については製品情報に記載がなく、ニュースリリースや他のメディアの情報を参照しました。5TBの情報がなく不明としていますが、消費電力からすると6TBと同じ構成かもしれません。
プラッタ構成
- WD60EZRX：プラッタ1.2TB×5
- WD50EZRX：不明
- WD40EZRX：プラッタ1.0TB×4
- WD30EZRX：プラッタ1.0TB×3 ※型番により異なる
- WD20EZRX：プラッタ1.0TB×2 ※型番により異なる
消費電力（読取り/書込み、アイドル、スタンバイ、スリープ）
- WD60EZRX：5.3W、3.4W、0.4W、0.4W
- WD50EZRX：5.3W、3.4W、0.4W、0.4W
- WD40EZRX：4.5W、3.3W、0.4W、0.4W
- WD30EZRX：6.0W、5.5W、0.8W、0.8W
- WD20EZRX：6.0W、5.5W、0.8W、0.8W
一般にプラッターの容量が大きいほど転送速度が速くなり、消費電力は低くなる傾向があります。同様に新しい製品ほど一般に省電力です。
消費電力を比べた場合、3TBを2つ、あるいは2TBを3つ使うよりも、6TBを1つにした方がずっと経済的です。そもそも1台当たりの消費電力をみても3TBや2TBよりも5TBや6TBが省電力です。
記事執筆時点の販売価格を見ると、およそ次の通り。
- WD60EZRX：2万7千円程度
- WD50EZRX：2万4千円程度
- WD40EZRX：1万5千円程度
- WD30EZRX：1万円程度
- WD20EZRX：7千円程度
価格だけを見れば、3TBを2台、あるいは2TBを4台購入する方が6TBを1台購入するよりもお得です。
しかし、上述の消費電力や転送速度を踏まえれば、4TBや6TBを選ぶ余地もあるかと思います。
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