20周年記念となるPentium 20th Anniversary Edition Pentium G3258のオーバークロックを行い、周波数を4.7GHzまで上昇させたことを検証した記事がPC Watchに掲載されています。
非常に高い周波数までOCできたことに加えて、シングルスレッドのベンチマークにおいて、定格動作のCore i7-4790Kに匹敵する性能を得られた点も注目に値します。
Pentium G3258がCore i7-4790Kに匹敵したスコアを出したのは、CINEBENCH R15です。マルチスレッドではCore i3-4340に近いスコアであり、Core i7にはまったく太刀打ちできませんが、シングルスレッドではCore i5-4690Kを超え、Core i7-4790Kと同じスコアとなっています。
Pentium G3258および上述のCore i7-4790K／i5-4690K（Devil's Canyon）は、Z97やZ87搭載マザーボードだけでなく、H97/H87/B85/H81マザーボードでもOC可能なUEFI（BIOS）を各社が順次リリースしています。PC Watchの記事ではASUS H87-PROを使い、Pentium G3258がOC可能であることを確認しています。
ASUS H97/H87/B85/H81マザーボードでオーバークロック可能に〜UEFI（BIOS）アップデートで対応
20周年記念Pentium G3258、MSI製H97マザーボードでオーバークロック可能に
今回の検証は、雑誌「DOS/V POWER REPORT」との連動企画とのことで、6月28日発売の「DOS/V POWER REPORT 2014年8月号」ではCore i7-4790K／i5-4690K、そして、Pentium G3258の特集記事が組まれています。Pentium G3258については8シリーズマザーと組み合わせるなど低予算の自作PCの事例なども合わせて掲載されるとのこと。
「DOS/V POWER REPORT」は紙の雑誌と共に電子書籍版も発売されています。
Amazon DOS/V POWER REPORT
Devil's Canyonは6月26日に発売されます。
Devil's Canyon（Core i7-4790K／i5-4690K）は6月26日（木）発売、Pentium G3258は7月上旬〜各ショップ予約開始
Devil's Canyon（Core i7-4790K／i5-4690K）、Pentium G3258 PCパーツショップリスト
Core i7-4790K、i5-4690K、Pentium G3258
