次期「iPhone 6」に採用される予定の次世代「A8」プロセッサの生産がTaiwan Semiconductor Manufacturing Company（TSMC）によって開始されたようです。
写真はiPhone5s発表イベントにおいて現行A7チップを説明するPhil Schiller氏
工商時報（via Mac Rumors）によれば、TSMCは先月よりA8チップの生産を始めました。
記事によれば、A8チップは20nmプロセス、クアッドコアの64bitプロセッサとクアッドコアのグラフィックスとなり、前年と比べて早めに生産が開始されました。これにより、Appleは、今年第3四半期内で、新型iPhoneのローンチ時期に柔軟性を与えることができます。
Aシリーズチップといえば、Samsungが長らくその製造パートナーでした。しかし、Appleはその発注をTSMCへ移行しようとしていることも以前から伝えられていました。一部報道によれば、AppleとTSMCは2014年前半にチップ製造を開始するために2013年中頃に合意しました。Samsungは当初TSMCと分け合ってA8チップの生産を行うとも伝えられていましたが、現在のところ、歩留まりの低いことから、外れたとされています。
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