Microsoftは、「Surface Pro 2」に新しいプロセッサを搭載して出荷し始めたようです。
新しいCPUは、Intel Core i5 4300U（1.9GHz-2.5GHz）。これまではCore i5 4200U（1.6GHz-2.6GHz）が搭載されていました。
プロセッサのアップグレードは、修理により機器を交換したユーザーがMicrosoft Communityにて報告したことで判明したようです。
The VergeはMicrosoftのスポークスマンのコメントを掲載しています。さまざまな要因により、通常、製品の小さな変更は行われます。そうしたハードウェアやソフトウェアの変更はユーザーの製品体験をさらに素晴らしくするためになされていると説明されています。
新CPUを搭載したモデルは、12月下旬から出荷されているようです。CPUのアップグレードはGeekbenchなどでも確認することできるようです。
Core i5 4300UとCore i5 4200Uの主な違いは、CPUクロックスピードおよびGPUクロックスピード、そして、組込み機器向けオプション、vPro、VT-d、TSX-NI、SIPP、Small Business Advantage、Smart Response Technology、Trusted Execution Technologyなどが新しいCore i5 4300Uだけで利用できます。
プロセッサスペック比較（4300U／4200U）
現在、Surface Pro2は256GBモデルが生産が間に合わず販売一時停止、その他モデル（128GB/256GB）も品薄状態が続いています。Microsoftは新CPU搭載と発表し販売しているわけではないので、いきなりすべてが新CPUを搭載するのではなく、出荷時期などによって順次変更されると思われます。今後、Surface Pro2を購入する場合、可能であれば搭載されているCPUを事前にチェックしておくといいかもしれません。
Surface Pro2
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