マイクロソフトは、Surfaceの日本語版ブログを本日開設しました。
米MicrosoftのSurface Blogの翻訳記事や日本版の独自記事を読むことができます。
本日、翻訳および独自記事を含む、合計8本の記事が公開されています。
Surface Pro 3 64GBの容量不足を補う方法、Surface Pro3のディスプレイやペンの秘密、NFLで活躍するSurface、Surface Pro3用 Adobe Illustrator CCを含むAdobe Creative Cloudなどの記事が日本語で読めます。
ここでは、本体容量の小さなWindowsタブレットやノートPCでも活用できる上手なストレージの使い方を紹介します。
容量の少ないWindowsタブレット・ノートPCで容量不足を考える
たとえば、Surface Pro3で最も容量の小さなCore i3モデル。
64GBというストレージはAndroidやiPhoneでも決して大きくはありません。
また、Surface Pro以外のWindowsタブレットやノートでも、容量の比較的小さなモデルは珍しくありません。
そこで、本体のストレージ以外にデータを保存する方法があります。
具体的には、microSD、USB接続ハードディスク、OneDriveを使って、本体ストレージの使用をできるだけ抑えて利用します。
microSDを活用する
Surface Pro3は、最大128GBまでのmicroSD/microSDHC/microSDXCカードスロットを搭載しています。
microSDは取り外しが容易のため、盗難や紛失の危険があり、暗号化して使うことがおすすめされています。
記事ではWindowsの標準機能BitLockerを使った暗号化の方法が紹介されています。
USBハードディスクを活用する
特にポータブルハードディスクがおすすめです。USBケーブル1本で接続でき電源が必要ないためです。
Surface Pro3などタブレットやノートと一緒にUSBハードディスクを使う場合、「ピクチャ」フォルダなどを丸ごと移動させるよりも「ライブラリ」を使うことが紹介されています。これなら、USBハードディスクを外した場合も意識せずに利用できます。「ピクチャ」ごとUSBハードディスクに移行させてしまうと、USBハードディスクを取り外したとたん見えなくなってしまうからです。
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OneDriveを活用する
余分な出費のない点でOneDriveを使う方法が一番手っ取り早く、しかも、使い方によっては最も効果的であり利便性も高いです。
Windows8以降であれば、Microsoftアカウントでログインしていれば、自動的にOneDriveのフォルダが作成されます。
OneDriveは、無料で15GBですが、iPhoneやAndroid、Windowsで撮影した写真の自動バックアップを設定すると30GBまで増量させることができます。
さらに、Surface Pro3では「Office Home & Business Premium プラスOffice 365 サービス」により容量無制限に利用できます。
注意点は、OneDriveに保存したデータはタブレットやノートPC本体にも同期されるので、デフォルト設定のままでは、結局本体のストレージ圧迫してしまうことです。
そこで、OneDrive内のデータを頻繁に使うものとそうでないものにフォルダで分け、頻繁に使わないものをオンラインで使用するよう設定を変更する方法が紹介されています。
オンラインとオフラインの変更は、変更したいフォルダを右クリック(長押し)してメニューを表示させ、「オフラインで使用する」「オンラインでのみ使用する」を選びます。
オンラインのみで使用するデータは、外出先などでインターネットのない環境では利用できないため、どのデータをオフラインでも使えるようにするのか、オンラインのみにするのかを見極める必要があります。
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Source:Surface Japan Blog