PS4の分解レポートをiFixitが公開しています。
PS4に内蔵されていたHDDは、HGST製500GB（5400回転）で、ノートPCなどでも広く採用されている2.5インチ、SATA3Gbps、7mm厚の製品でした。換装も容易のようです。
PlayStation 4 Teardown：iFixit
ハードディスクは、PS4本体の天板の一部のネジを外すだけで簡単にアクセスできます（上の写真）。
天板を取り外すと、すぐにHDDが見えます。HDDはキャディ（マウンター）にネジで固定されており、PS4とマウンタとは1本のネジで固定されているだけです。
（PS4から取り外した内蔵HDD）
内蔵されていたのは、HGST Travelstar Z5K500「HTS545050A7E380」でした。2.5インチ、インターフェースSATA3.0、5400回転、7mm厚です。マウンタ自体は9.5mm厚にも対応しています。
（マウンタの側面。HDDは4つのネジで固定されている模様。マウンタは高さ9.5mmのHDDも収まる）
Sonyが何らかの対策を行っていなければ、物理的には、市販されている厚さ9.5mmまでの2.5インチHDDやSSDに交換することができるはずです。
なお、HDDを交換しても保証が無効になることはないともiFixitは書いています。シールで封印された部分にアクセスすることなくHDDを取り換えることができるという意味でしょうか。調べてみると、PS3は封印シールを剥がすことなくHDDを換装でき、メーカー保証対象だったようです。
PS4の修理難易度は10点中8点（点数の高いほど容易）とされ、非常に分解しやすいと評価されています。
（分解されたユニットやパーツが整然と並べられたPS4）
PS4
PlayStation 4 First Limited Pack
PS4の内蔵HDD（2.5インチ）は簡単に交換可能：iFixitの分解レポート
