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iPad AirをモバイルWi-Fiルータとして使い24時間テザリング可能、丸一日のバッテリー駆動時間という驚異の計測結果

iPad Airは、前機種iPad第4世代と比べて大幅にサイズダウンし、軽くなりました。それと共に、内蔵バッテリーも小さくなっていますが、それでも全モデルと同等のバッテリー駆動時間を実現しています。
そのiPad Airのバッテリー寿命はどのくらいなのか。その目安として、iPad Air Wi-Fi+CellularモデルをモバイルWi-Fiルーターとして使い、テザリングをし続けた時間をAnandTechが計測しています。
iPad Air
iPad Air
テストの結果、iPad Airr Wi-Fi+Cellularモデルは、テザリングによる通信を行いながら24時間の間バッテリー駆動ができたといいます。
計測は、iPad Airのインターネット共有をオンにし、13インチのMacBook Pro RetinaディスプレイモデルをWi-Fiで接続することで行われました。MacBook Proで100KB/sの速度でデータ転送をし続けることで、iPad Airのバッテリーがどこまで持つかを計測しました。この速度は以前iPad3で行った同様のテストの2倍の転送速度とのこと。なお、iPad Airのディスプレイはオフにしてテストは行われています。
この状態で、iPad Airは24.08時間駆動でき、その間、合計8GBのデータ転送が行われました。8GBというデータ量は、携帯電話会社の定める毎月のデータ通信の制限(多くの場合1か月7GBまで)を超えるものです。
ちなみに、iPad3による同様のテストでは25.28時間行うことができました。ただし、上述のようにデータ通信はiPad Airのテストの半分である50KB/sで計測で行われています。
iPad Airのバッテリー容量は32.4Wh、iPad3およびiPad4は42.5Whです。iPad AirはiPad4よりも25%近く小さな容量のバッテリーを搭載しています。
なぜ、iPad Airはバッテリーが小型化されてもバッテリー駆動時間を犠牲にしないのでしょうか。
iPad Airが前モデルと同等のバッテリー寿命を持つ理由として、プロセッサの製造プロセスの微細化、データ通信モデムの製造プロセスの微細化などによる省電力化などをAnandTechは指摘しています。
iPad3のA5Xチップは45nmプロセス、iPad AirのA7チップは28nmプロセスです。通信用LTEプロセッサはiPad3にQualcomm MDM9600、iPad AirにMDM9615M(M9615M)が内蔵されています。iPad AirのLTEプロセッサはiPhone5sにも使われています。
iPadやiPad miniをモバイルWi-Fiルーターとして利用することは、iPadのバッテリー寿命の長さからも非常に有用な方法です。新型iPad Airでもその素晴らしい性能はそのままであり、その上、小型薄型化され、軽量化されました。iPad Air Cellularモデルは478g、iPad4は662gです。iPad AirはiPad4よりも184g(約28%)軽くなりました。
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iPad Airの情報については[iPad Air]に、iPad mini Retinaディスプレイについては[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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