Haswell Intel 8シリーズチップセットのUSB問題：未解決だが対策済み

Haswell第4世代Coreプロセッサで使われるIntel 8シリーズチップセットにおいて、USB3.0に関する問題が発売前に話題となっていました（関連記事）。
その問題について、4Gamer.netが記事にまとめています。結果として、USB問題は現在発売中のマザーボードではまだ解決されていないが、すでに対策済みであるとのこと。

USB問題対策済みのマザーボードの1つ。GIGABYTE G1.Sniper M5

USB問題とは

8シリーズチップセットに存在

問題はWindows8でのみ再現

特定のUSBコントローラを搭載したUSB3.0接続のUSBメモリーを用い、そこに保存されたファイルを開いたままスリープ状態に入ると、復帰時にファイルが閲覧できなくなる、という問題

ファイルは削除されたりするわけではなく、再度開けば問題ない

ある特定のコントローラ搭載のUSB3.0メモリーだけに起こり、すべてのUSBメモリーで再現するわけではない

総合的にみて、大きな問題ではない

対策方法

ソフトウェアの対策として、Microsoftの提供する次の2つのHotfix（更新プログラム）を適用する。どちらもWindows Updateからも適用可能

Root HUB driver version 6.2.9200.16518：KB2811660

xHCI controller version 6.2.9200.16548：KB2822241

ハードウェア側の対策として、IntelやGIGABYTEなどでは、USB3.0ポートをUSB3.0 Hub経由で接続し対策を行うことで問題を回避している

GIGABYTEではIntel Z87 Express搭載マザーボードのみ？

ソフトウェアかハードウェア、どちらかの対策がされていれば良い