Appleのハイエンドデスクトップ「Mac Pro」を取り扱っている米国内の複数の量販店において、ローエンドモデルが在庫切れやバックオーダーの状態になっていることをMacTrastが伝えています。
在庫の変動が確認しされているのはMac Pro（Mid 2012）の下位モデル「MD770LL/A」（日本ではMD770J/A）です。
各量販店の在庫状況を調査したところ、バックオーダーあるいは在庫切れとなっているのは、MacMall、B&H Photo、CDW、PowerMax、Adorama、Amazon、J&R Electronics、などです。また、在庫数の限られているのは、MicroCenter、Frys.com、Best Buyとされています。一方、Apple Store（Onlineおよび直営店）では在庫ありとなっています。
在庫切れや在庫数の減少は、Appleが新モデルを発表する前に行う、供給制限である場合があります。
現行Mac Proは2010年に発売されました。Mac ProはMacシリーズでもっとも新製品の投入されていないモデルであり、まもなく3年が経とうとしています。昨年、マイナーアップデートが行われましたが、そのデザインを含め基本設計はそのままです。
6月10日から開催されるWWDC 2013において、Appleは新型Macシリーズを発表する可能性はあります。昨年にはMacBook Pro Retinaディスプレイ、MacBook Airの新モデルが発表されました（上述のMac Proのバージョンアップも）。ただし、新型Mac Proが搭載するとみられているIvy Bridge-Eプロセッサは2013年第3四半期のリリースといわれています。
Apple Mac Pro
Mac Proが米国の量販店で在庫切れ続出、新型発表か、WWDC開催直前
