iPhone5Sのプロトタイプ写真がリーク、Appleの最新特許イメージにそっくり、カーブガラス、ホームボタン非搭載

本当にiPhone5Sなのかはわかりませんが、Appleが最近になって特許を出願したiPhoneデザインにそっくりの実物写真をGSMArenaが伝えています。液晶面も背面もなだらかな曲面を持つ斬新なボディデザインです。ホームボタンも省かれています。

iPhone5S Prototype GSMArena

液晶ディスプレイは端から端までのEdge to Edgeデザインを採用しています。下のイラストはAppleの特許出願（United States Patent Application: 0130076612）の中にあるデバイスのスケッチです（特許の内容はMac Rumorsが概説しています）。

Apple patent application：ELECTRONIC DEVICE WITH WRAP AROUND DISPLAY
このデザインが典型的なAppleのデザインとは異なる点をGSMArenaは注意しています。Appleはどちらかといえば角張ったスクエアなデザインを好みます。たとえばiPhone5やiPhone4S/4など。もっともiPhone3GSなどはもう少し丸みのあるデザインです。写真のデバイスがPhotoshopなどで加工された可能性があるともGSMArenaは忠告しています。この写真の提供元もこれが本物なのか完全な確信はないようです。
可能性としては、この写真のデバイスはプロトタイプの1つです。通常、1つの製品は複数のデザインでテストされます。あるいは、iPhone5Sのテストする際にそれが分からないようにするためのケースであるかもしれません。しかし、ケースにしては無駄にデザインされているようにも見えます（目立たなくすることが目的だが、逆に目立ってしまう）。そのようなケースは通常プラスチックのシンプルデザインであるといいます。