アマゾンがKindle Fire HD 8.9インチを発売しました。16GBモデルと32GBモデルが用意され価格はそれぞれ24,800円、29,800円。

Kindle Fire HD 8.9インチ:アマゾン 製品情報
Kindle Fire HD 8.9インチモデルは、解像度1920×1200ピクセル、画素密度254ppiの8.9型ディスプレイに、TI OMAP 4470(デュアルコア 1.5GHz)、環境光センサー、アクセロメータ、ジャイロスコープ、ドルビーデジタルプラス対応のデュアルドライバ搭載ステレオスピーカー、MIMO対応デュアルアンテナ/デュアルバンドWi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth、フロントカメラ、microHDMIポート、microUSBポート、などを搭載しています。
ライバル製品はiPadです。アマゾンではiPad第4世代とのスペック比較ページを設け、その違いをアピールしています。
Kindle Fire HD 8.9インチがiPadよりも優れている点として、
- サウンド:Kindle Fire HD 8.9はドルビー+ステレオスピーカー、iPadはモノラルスピーカー
- 無線LAN:Kindle Fire HD 8.9はMIMO採用デュアルアンテナによる高速通信、iPadはMIMO非搭載
- 本体サイズと重量:Kindle Fire HD 8.9は240×164×8.8mm/567g、iPadは241×185×9.4mm/652g
- 価格:Kindle Fire HD 8.9 16GBは24,800円、iPad4 16GBは42,800円
などがあります。
一方、iPadにはリアカメラとフロントカメラが搭載されていますが、Kindle Fire HD 8.9はフロントカメラのみ、Kindle Fire HD 8.9はデジタルコンパス非搭載、iPadの方が解像度および画素密度が高い(2048×1536ピクセル/264ppi)など、iPadの方が優れている点もあります。また、iPadにはLTE対応のCellularモデルが用意されていますが、Kindle Fire HD 8.9はWi-Fiモデルのみ(米国ではLTEモデルもあり)となっています。
Kindle Fire HD 8.9インチのリリースと同時に天然本皮を用いた純正スタンドカバーも発売されています。カラーは、オニックスブラック、サドルブラウン、ハニー(イエロー)、マゼンタ、ミッドナイトブルー、柿色、青紫の7色。価格は各5,480円。
アマゾンがKindle Fire HD 8.9のために設計しており、純正ならではの正確なフィット感を始め、専用カバーとして最薄、最軽量であることが説明されています。

Amazon Kindle Fire HD 8.9専用スタンド型レザーカバー:アマゾン 製品情報
カバーケースは背面と液晶面とを覆うスタイルで、カバーをの開閉でKindle Fire HD本体のスリープ解除とスリープが行えます。また、カバーは本体スタンドとしても機能します。タブレットそれ自体では自立させることができないため、メーカーの多くはケースにスタンド機能を付けることで対応しています。スリープ/スリープ解除機能やスタンド機能は、AppleのiPad用スマートケースなどでも採用されています。
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