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Nexus7第2世代にQualcomm SoC採用、Tegra4製品化に遅れが原因か

次期Nexus7にはNVIDIA Tegra3に代わりQualcomm Snapdragonが搭載されるといわれています。搭載プロセッサの変更の主要な理由にTegra 4の製品化の遅れがあるとfudzillaが伝えています。
Qualcomm Snapdragon
Qualcomm Snapdragon
Tegra4は高い性能を持ち4G/LTE通信にも優位な特徴を持っています。それでも、早ければ5月にも発表されるといわれる次期Nexus7タブレットにTegra4が採用されない背景には、Tegra4がそのリリースに間に合わないという事実があるといいます。
NVIDIA Tegra 4
NVIDIA Tegra 4
いかなるメーカーも製品のフル生産前に最終的なハードウェアサンプルを製作する必要があります。Tegra4を搭載した製品はこの段階でうまくいかず何度もサンプルを製作しているため遅れが生じているといいます。NVIDIAがなぜうまく進めることができなかったのか、その理由は明らかではなようですが、Tegra4は2013年第3四半期後半から第4四半期前半まで生産準備が整わず、そのスケジュールを6ヶ月ほど延期したといいます。
この影響は、Nexus7だけでなく、他のNexusシリーズにも及ぶ可能性もあります。とはいえ、Nexus4はSnapdragon S4 Proを、Nexus10はSamsung Exynos5を搭載しています。いずれのモデルも2013年内の新モデル投入が予想されています。この中で最大の販売台数を誇るのがNexus7であり、次期モデルでTegraが採用されないとなるとNVIDIAにとって大きな痛手になると考えられます。
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