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Surface RTの分解レポート:iFixit

Microsoft Surface RTタブレットの分解レポートをiFixitが行っています。
Microsoft Surface RTの分解:iFixit
Microsoft Surface RTの中身を開いたところ:iFixit
分解されているのはMicrosoft Surface RTタブレット 32GBモデルです。本体の多くはネジ止めされているようです。ネジはプラスチックのカバーで覆われており、たとえば、リアカメラ周辺のカバーを外すとネジが現れます。この部分は一見、簡単に取り外せるように見えるが、やはり技術が必要なようです。今回は30分かけて慎重に行ったとされていますが、今後、分解ガイドを作成すれば10分もかからず行えるとしています。なお、カバーは脆いようで、取り外すと壊れてしまうとも書かれています。
本体を開くと大きなバッテリーが内蔵されています。バッテリーはiPadのように接着されているが取り外すのはそれよりも容易さとされています。Surface RTのバッテリースペックは7.4V、31.5Wh。Samsung製です。iPad3は42.5Wh、iPad2は25Whであり、 Surface RTはそれらの中間の容量です。
Microsoft Surface RTの分解:iFixit
マザーボードには、NVIDIA Tegra3 1.4GHz、Samsung 32GB NAND Flash、Micron 2GB DDR3 SDRAM、Marvell 88W8797-BMP2 wireless MIMO SoC、Cypress Semiconductorタッチスクリーンコントローラなどがあります。その反対側には環境光センサー、マイク、Wi-Fiアンテナなどがあります。
液晶ディスプレイは“LTL106AL01-002”と書かれており、Samsung製のようです。型番の近い“LTL106AL01-001”は1280×800ピクセルの解像度のパネルだといいます。Surface RTの解像度は1366×768ピクセルです。
Microsoft Surface RTの分解:iFixit
Surface RTタブレットの分解難易度は10段階中4(数字が大きいほど容易)とiFixitは評価しています。いくつかのコンポーネントはモジュール式で取り外しやすいといいます。また、バッテリーも同サイズのタブレットよりも容易に取り出せるとのこと。一方、バックパネルの取り外しやキーボードコネクタ(タッチパネル用コネクタ?)、ディスプレイ部分、LCDとガラスパネルなどは分解するのが非常に困難であるとされています。
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