LG Displayが次期iPhone用薄型ディスプレイの大量生産を8月初旬より始めたとReutersやThe Wall Street Journalが伝えています（via Mac Rumors）。
それら報道によれば、LG Displayのチーフエグゼクティブ、Han Sang-beom氏は「我々は大量生産を開始した。その供給には混乱もなく進められるだろう」と語ったといいます。そして、ディスプレイの生産スケジュールは注文者（Apple）のリリース計画に一致しているといいます。
また、「（新開発のインセル技術において）いくらかの困難もあった」が、最終的にはそれを克服したと言及しています。「インセル技術は業界で最新のものだ。（しかし）我々はいかなる失敗もなくパネルを供給できる」と供給体制が万全であることがアピールされています。
次期iPhone向けディスプレイの生産は、LG、Sharp、ジャパンディスプレイが行うといわれています。今月初めに、SharpもiPhone向けパネルの出荷を開始すると言っていました。
インセル（in-cell）パネルについては、その製造が非常に難しく、生産効率が上がらないことがたびたび伝えられていました。先日も、その影響によりiPhone5の供給量が減少するという情報が出ていました。
iPhone5のプレス向けイベントは来月12日になるとReutersやThe Wall Street Journalも伝えています。
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