LG DisplayはiPad miniのパネル供給の大半を占めているとDigiTimesが伝えています。
写真はiPad mini
iPad miniのディスプレイはLG Display（LGD）だけでなくAU Optronics（AUO）も供給していますが、AUOは低い歩留まり（yield rates）のために生産量が少ないといいます。関係筋によれば、LGDとAUOの2社がiPad miniの主要な供給元であるとしています。
iPad mini向けの液晶パネルは11月におよそ400万枚が出荷されたとされています。その出荷分から判断するとiPad miniのディスプレイの大部分はLGDによって生産されていると関係筋は指摘しています。AUOは2012年内に600万枚〜800万枚のパネルを製造するとみられています。LGDはiPad miniの液晶パネルをIPS技術で生産しています。一方、AUOはAHVA技術で生産しているとされています。AHVAとはAdvanced Hyper-Viewing Angleの略で、AUOは3インチ〜15.6インチのAHVAパネルの開発に成功したといいます（台湾通信）。
別の情報では、AUOは次期iPad mini（iPad mini2）のディスプレイの開発を行っているとも伝えられています。iPad mini2にはRetinaディスプレイを搭載するともいわれており、来年後半にディスプレイの出荷が開始されるとみられています。
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